アクバシュ体制1年目でVNL&世界選手権4位 女子バレー日本の「明るい将来」に指揮官手応え
バレーボール女子日本代表のフェルハト・アクバシュ監督が10日、オンラインで会見に臨んだ。世界選手権で4位に入るなどした今季を総括。チームを評価し、28年ロサンゼルス五輪に向けて自信を見せた。

オンラインで会見
バレーボール女子日本代表のフェルハト・アクバシュ監督が10日、オンラインで会見に臨んだ。世界選手権で4位に入るなどした今季を総括。チームを評価し、28年ロサンゼルス五輪に向けて自信を見せた。
今年2月に監督就任。7月のネーションズリーグ(VNL)、今月の世界選手権ともに表彰台にあと一歩に迫る4位だった。指揮官は「結果はそこまでこだわっていなかった」とし、「明るい将来が見えた。とても素晴らしかったと思う」と振り返った。
試合中は激しいアクションで選手とともに戦う。信頼で結ばれた選手も、ポジティブにコートで躍動。指揮官は「とにかくコミュニケーションを取ろうと努力してきた。準備、練習、ミーティングでもコミュニケーションを取る、交流を図ることを重視している」と話した。
最も意識したのは、選手の言葉に耳を傾けることだった。
「アイデアをよく聞く。決定を下すときは私1人じゃなく、チーム全体で決定を下していく。そういう慣習に慣れていってくれたので、大事な局面で全員で解決策を見つけて、ポジティブに前向きにいい雰囲気でいけた」
もちろん、メダルに届かず、100%の満足感はない。世界の強豪と比べてブロックにも明確な課題がある。それでも、確かな手応えが残った。「選手はどんどん良くなっている。シーズンごとに上げていきたい。五輪での達成に向けて頑張れる」。3年後の夢舞台へ、日本はまだまだ強くなる。
(THE ANSWER編集部)
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