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女子バレー地上波中継で「初めて見た」 敗戦後の行動には涙、人気急上昇の指揮官「ここまで…」

7日までタイ・バンコクで行われたバレーボール女子の世界選手権で、日本は4位となった。15年ぶりの表彰台には届かなかったが、最後まで選手とともに奮闘した熱い指揮官に注目が集まった。

フェルハト・アクバシュ監督(左から2人目)【写真:Volleyball World提供】
フェルハト・アクバシュ監督(左から2人目)【写真:Volleyball World提供】

世界選手権で日本は4位

 7日までタイ・バンコクで行われたバレーボール女子の世界選手権で、日本は4位となった。15年ぶりの表彰台には届かなかったが、最後まで選手とともに奮闘した熱い指揮官に注目が集まった。

 日本にとって2010年大会銅メダル以来、15年ぶりの表彰台を懸けたブラジルとの3位決定戦は死闘となった。

 2セット連取されながら、猛反撃で2セット奪い返して最終第5セットへ。デュースの16-16から、ブラジルのモンチベレルが放ったスパイクを佐藤淑乃がレシーブすると、日本のフェルハト・アクバシュ監督は両手を大きく広げながら、落下地点のすぐ横まで“カバー”。選手とともに戦っていた。

 ネット上のファンも「アクバシュ近いってwww」「ほんまアクバシュ監督コートがっつり入って笑うんやけどwww」と注目していた。

 ブラジルに惜しくも敗れた後の指揮官の行動も、胸を打った。涙の石川真佑主将と関菜々巳の背後から、そっと労ったのがアクバシュ監督。背中と頭に優しく触れ、スッとその場から立ち去る姿には、ファンも「泣けます」「ここまで全力で一緒に喜んだり選手と戦ってくれてる監督初めて見た」などと感動していた。

 また、フルセット激闘を制した準々決勝のオランダ戦では、オランダのスパイクがアクバシュ監督の腹部に直撃。「大丈夫だ」といわんばかりに右手を挙げる指揮官には、「笑っちゃいけないんだろうけど笑うわ!笑」「アクバシュに直撃www逃げてwww」などの声が上がった。

 トルコ出身のアクバシュ監督は就任1年目。7月のネーションズリーグでも4位に入った。ファンのハートもつかんだ熱い指揮官のもと、日本は世界トップを目指している。

(THE ANSWER編集部)


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