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主将・石川真佑は涙「シャットされて負けた。事実は変わらない」 奮闘23得点も被ブロックで終戦【女子バレー世界選手権】

バレーボールの世界選手権は7日、タイ・バンコクで女子3位決定戦が行われた。世界ランキング5位の日本は、同2位のブラジルと対戦。2-3(12-25、17-25、25-19、29-27、16-18)のフルセットで敗れ、世界バレー15年ぶりのメダル獲得はならなかった。主将の石川真佑はチーム2位の23得点も、試合後のインタビュー中にこらえきれず悔し涙を流し「シャットされて負けてしまった。その事実は変わらない」と最後にブロックされた場面を語った。

ブラジル相手にスパイクを打ち込む石川真佑【写真:Volleyball World提供】
ブラジル相手にスパイクを打ち込む石川真佑【写真:Volleyball World提供】

バレーボール世界選手権・女子3位決定戦

 バレーボールの世界選手権は7日、タイ・バンコクで女子3位決定戦が行われた。世界ランキング5位の日本は、同2位のブラジルと対戦。2-3(12-25、17-25、25-19、29-27、16-18)のフルセットで敗れ、世界バレー15年ぶりのメダル獲得はならなかった。主将の石川真佑はチーム2位の23得点も、試合後のインタビュー中にこらえきれず悔し涙を流し「シャットされて負けてしまった。その事実は変わらない」と最後にブロックされた場面を語った。

 パリ五輪銅メダルの強豪ブラジル戦。日本は2セットを連続で落とす苦しい展開だった。それでも第3セットから反撃。34得点の佐藤淑乃とともに、石川も苦しい場面でスパイクを決めた。セットカウント2-2で第5セットへ。デュースにもつれ込んだ死闘は、最後に石川がスパイクをブロックされて終わった。

 試合後のコート上でも目に涙を浮かべていた石川。中継インタビューでは「もちろん自分が最後にブロックを食らって負けてしまいましたけど、今まで以上にやり切って最後勝てなかったという気持ち。まだまだというより、この世界バレーをやり切って終えることができた」と充実感も口にした。

 しかし、最後の場面について聞かれると、こらえきれず涙。「最後持ってきてくれる、自分が託してもらえる選手にはなっていますけど、そこを取り切るのが私が目指しているところ。迷いなく、思い切り打ち込んだんですけど、シャットされて負けてしまった。その事実は変わらない。やり切ったと思うけれど、これをまた自分が成長できる1本だったと思わせてもらった1本でした」と振り返った。

 主将として、日本をけん引。「言葉で伝えるのは主将としてのあり方ではありますけど、自分は今プレーで引っ張ることしかできていないのが課題でもある。オリンピックまでの期間で、一つ自分が成長するきっかけになると思う」と話した。

 日本は銅メダルだった2010年以来となる世界選手権の表彰台を目指したが、及ばなかった。ブラジルとの対戦成績はこれで46勝98敗。昨年6月にネーションズリーグ準決勝でフルセットの末に勝利しているが、その後は4連敗となった。

(THE ANSWER編集部)


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