不甲斐ない救援陣…再燃する「守護神・大谷」待望論 語気強める球団OB「誰を頼ればいいのか…」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手をクローザーとして起用する案が再び熱を帯びている。6日(日本時間7日)の敵地オリオールズ戦では、先発・山本由伸投手が8回2/3を1安打1失点10奪三振の快投も、救援陣が崩れて悪夢の逆転負け。球団OBは語気を強めながらブルペンの状況に不満を漏らした。

敵地オリオールズ戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手をクローザーとして起用する案が再び熱を帯びている。6日(日本時間7日)の敵地オリオールズ戦では、先発・山本由伸投手が8回2/3を1安打1失点10奪三振の快投も、救援陣が崩れて悪夢の逆転負け。球団OBは語気を強めながらブルペンの状況に不満を漏らした。
まさかの結末にドジャースOBも呆然とするしかなかった。3-0で迎えた9回、山本は2死まで無安打無失点の快投を続けるも、1番ホリデーに右越えソロを被弾。ノーヒットノーランの快挙をあと一歩のところで逃し、無念の降板となった。なおも3-1とリードしていたが、2番手トライネンが二塁打と3四死球で押し出しとなり1点差。代わった3番手スコットが2点適時打を浴び、3-4で逆転負けした。
前日の同カードも、1-1と同点の9回にスコットがソロを被弾してサヨナラ負け。悪夢のような5連敗に米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の試合後番組では暗いムードが流れた。ドジャースOBで解説者のノマー・ガルシアパーラ氏は絶対的守護神の不在により、「ブルペン全体、攻撃陣にも大きなプレッシャーがかかる。安全な点差がないからだ」と懸念を示した。
さらに「無死からの最初のバッターじゃない。最後の1アウトを取ってほしいだけなのに、それでも誰を頼ればいいのかわからない。これは厳しい」と語気を強めた。同じく球団OBのジェリー・へアストンJr.氏も「彼らの仕事はアウトを取ること。トライネン自身が話していたように、彼らはそのために給料をもらっているんだ」と同調した。
へアストンJr.氏はベシアやスチュワートら怪我人の復帰を待望しつつ、「ポストシーズン(PO)に入れば、ショウヘイ・オオタニがクローザーになる。すまないね、私が間違っていたら教えてくれ!」と主張。スタジオ内では「まずそこ(PO)にたどり着かないと。現状だと、まずそこにどうやってたどり着くかを見出さないと」と悲観的な声が上がった。
(THE ANSWER編集部)
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