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世界が仰天した19歳日本人の偉業「凄いストーリー」 小田凱人に止まぬ喝采「とてつもない」

テニスの4大大会・全米オープンは現地6日、車いすの部男子シングルスの決勝が行われ、19歳の小田凱人が、世界ランキング4位のグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)に、6-2、3ー6、7-6(13-11)の2-1で勝利し、初優勝を飾った。4大大会とパラリンピックで優勝する「生涯ゴールデンスラム」を史上最年少で達成。大会公式SNSが偉業を祝うと、反響が広がっている。

車いすテニス・全米オープンで初優勝した小田凱人【写真:AP/アフロ】
車いすテニス・全米オープンで初優勝した小田凱人【写真:AP/アフロ】

車いすテニス・全米オープン

 テニスの4大大会・全米オープンは現地6日、車いすの部男子シングルスの決勝が行われ、19歳の小田凱人が、世界ランキング4位のグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)に、6-2、3ー6、7-6(13-11)の2-1で勝利し、初優勝を飾った。4大大会とパラリンピックで優勝する「生涯ゴールデンスラム」を史上最年少で達成。大会公式SNSが偉業を祝うと、反響が広がっている。

 互いに1セットずつ奪って迎えた最終セットは、10点先取のタイブレークまでもつれる死闘に。小田は6-9とマッチポイントを許す窮地に。だが、ここから驚異の粘りを発揮。9-9に追いつくとその後、13-11で振り切った。歓喜の瞬間を迎えると、両手でガッツポーズ。コート上で喜びを噛み締め、感慨に浸っていた。

 テニス全米オープン公式Xは「トキト・オダが19歳で生涯ゴールデンスラムを達成」と最年少での偉業を祝福。海外ファンからは「とてつもないね」「素晴らしい」「アンビリーバブル!よく頑張った」「すごく感激した! 凄いストーリーだね」「凄すぎる」といった感嘆の声が続々と寄せられていた。

 小田は昨年のパリ・パラリンピックで金メダルを獲得。4大大会では、全仏オープンで3度、ウィンブルドン選手権で2度、全豪オープンで1度の優勝を経験していた。

(THE ANSWER編集部)

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