“スポーツの町”で「ファンの奪い合いですね」 ブレイヴキングス刈谷が他競技から受ける刺激【ハンドボール・リーグH】
ハンドボールのリーグHが6日、各地で開幕。昨季準優勝のブレイヴキングス刈谷が、覇権奪回へ好スタートを切った。ホームにジークスター東京を迎えた刈谷は、新加入のポルトガル代表LBアンドレ・ゴメス(27)の活躍など攻守で相手を圧倒。33-27で快勝し、ホームのファンを喜ばせた。

リーグHが開幕
ハンドボールのリーグHが6日、各地で開幕。昨季準優勝のブレイヴキングス刈谷が、覇権奪回へ好スタートを切った。ホームにジークスター東京を迎えた刈谷は、新加入のポルトガル代表LBアンドレ・ゴメス(27)の活躍など攻守で相手を圧倒。33-27で快勝し、ホームのファンを喜ばせた。
本拠ウイングアリーナ刈谷のスタンドを埋めた1640人のファンの前で、刈谷が強さを見せつけた。立ち上がりこそリードを許したものの、5-7からゴメスとパリ五輪代表LB吉野樹(31)のゴールなど5連続得点で逆転。前半を16-13で折り返すと、後半もGKの好守などで危なげなく勝ち切った。
「いい形で勝てて、よかったです」。6年ぶりに主将に復帰したパリ五輪代表のRB渡部仁(35)は満足そうに言った。昨季のレギュラーシーズンはホームでもアウェーでも引き分け。プレーオフ準決勝で勝ったとはいえ、リーグ戦で決着をつけ「昨季より、確実に強くなっている」と胸を張った。
ポルトガルの強豪FCポルトでも活躍したゴメスは、抜群のシュート力で吉野と並ぶチーム最多タイの7得点。「苦しい時でも個人技でゴールを取り切ってくれる。頼もしい」と渡部主将は笑みをみせた。「私にとって日本での初戦は特別な試合。勝ててよかった」と話したゴメスは「シーズンの最後に(優勝)トロフィーを掲げたい」とリーグ制覇を見据えた。
実力とともに、人気獲得にもスキはない。試合後には選手全員が並んで、来場したファン全員とハイタッチ。後半被シュート22本のうち11本を止め、阻止率50パーセントという驚異的な数字を残したパリ五輪代表GK岡本大亮(30)は「地域を盛り上げたいので」と笑顔でファンの声援に応えた。
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