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サヨナラ被弾のスコット絶望「最低の気分。野球は俺を嫌っている」 また背信でド軍4連敗

米大リーグ・ドジャースは5日(日本時間6日)、敵地オリオールズ戦に1-2でサヨナラ負けを喫した。これで痛恨の4連敗。最後はタナー・スコット投手がサヨナラ弾を浴びた。試合後は「もうこんなことが起こるのはうんざりだ。もう、野球界が俺を嫌ってるみたいだ」と落胆していた。

9回に7番手で登板したドジャースのタナー・スコット【写真:ロイター】
9回に7番手で登板したドジャースのタナー・スコット【写真:ロイター】

オリオールズ戦

 米大リーグ・ドジャースは5日(日本時間6日)、敵地オリオールズ戦に1-2でサヨナラ負けを喫した。これで痛恨の4連敗。最後はタナー・スコット投手がサヨナラ弾を浴びた。試合後は「もうこんなことが起こるのはうんざりだ。もう、野球界が俺を嫌ってるみたいだ」と落胆していた。

 先発予定だったグラスノーが腰の張りのため登板回避。大谷が急遽、先発のマウンドに上がった。試合は1-1の接戦で9回に突入。スコットが7番手で登板し、2者連続三振に仕留めたものの、8番バサロに痛恨のサヨナラ本塁打を浴びた。

 158キロの速球だったが、完璧に右中間席へ運ばれた。米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」は公式Xで、試合後にロッカーで取材に応じたスコットの様子を公開。投球について聞かれ「間違いなくあの時は投球の選択を間違えて、またしても失点してしまった」と肩を落とした。

 チーム最多の20セーブを挙げているが、防御率4.56。前回登板でも一発を浴び、1回3失点だった。状態が前進しているかを問われると「まあ、そうだけど、肝心な時にひどい球種を選択し続けて、毎回失点してしまっている。だから、楽しくない」と心境を明かした。

 これでチームは痛恨の4連敗となった。「最悪だ。今夜投げたみんなは素晴らしかったのに、あんなことになるなんて。本当に最悪だ。最低の気分。野球は今、俺を嫌っているから、どうにかしないといけない」と本音を口にした。苦境から脱却するため「アウトをとること。それはうまくいかなかった。だから努力を続けるしかない」とも話した。

(THE ANSWER編集部)


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