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MLBで不正疑惑が浮上「違反ではないか」 審判が異例のバット没収、ヤ軍ブーン監督が疑問

米大リーグ・ヤンキースは4日(日本時間5日)、敵地アストロズ戦で8-4の勝利を収めた。9回にアストロズのテイラー・トランメル外野手が二塁打を放った直後、審判団が長い協議の末、バットを没収する異例の事態が発生した。

審判団とバットの協議をするアーロン・ブーン監督(右)【写真:アフロ】
審判団とバットの協議をするアーロン・ブーン監督(右)【写真:アフロ】

ヤンキース―アストロズ戦

 米大リーグ・ヤンキースは4日(日本時間5日)、敵地アストロズ戦で8-4の勝利を収めた。9回にアストロズのテイラー・トランメル外野手が二塁打を放った直後、審判団が長い協議の末、バットを没収する異例の事態が発生した。

 5点リードの9回、ヤンキースのリリーフ投手デービッド・ベドナーが登板。アストロズのトランメルが左翼フェンス直撃の二塁打を放つと、審判団がトランメルのバットを囲んで何かを協議。「バットの規定確認の為の中断です」とアナウンスした。その後、バットを没収してリーグ関係者に渡した。トランメルはそのまま二塁に残った。

 米ニューヨーク州地元局「YESネットワーク」公式Xは試合後のアーロン・ブーン監督の会見映像を公開。この場面について聞かれると、「このシリーズで気づいたもので、リーグに問い合わせた」「バットに何かをすることは許されない。私は彼がやっていたとは言っていないが、我々が気づいてリーグは違法に見えると言っていた」と説明した。

 この日にリーグに問い合わせたようで、具体的な違反については「分からない」としつつ、「ラベル上の変色が自然なのか分からない。テイラーを非難するわけではないよ。このシリーズ中に映像を見て気づき、リーグに聞いたら不正ではないかと言っていた」とした。

 ヤンキースは先発のカルロス・ロドンが6回2失点と力投。打線も9安打と投打がかみ合い、アストロズとの3連戦を2勝1敗で終えた。

(THE ANSWER編集部)

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