大坂なおみ、2時間56分の死闘に敗れる 2度のタイブレーク、フルセットで準決勝敗退、3度目Vならずも完全復活印象付ける【全米OP】
テニスの4大大会・全米オープンは4日(日本時間5日)、女子シングルス準決勝が行われ、世界ランキング24位の大坂なおみ(フリー)は同9位のアマンダ・アニシモバ(米国)に1-2(7-6(7-4)、6-7(3-7)、3-6)で敗れた。フルセットにもつれ2時間56分の死闘だったが、惜しくも2020年以来5年ぶり3度目の優勝を逃した。

全米オープン
テニスの4大大会・全米オープンは4日(日本時間5日)、女子シングルス準決勝が行われ、世界ランキング24位の大坂なおみ(フリー)は同9位のアマンダ・アニシモバ(米国)に1-2(7-6(7-4)、6-7(3-7)、3-6)で敗れた。フルセットにもつれ2時間56分の死闘だったが、惜しくも2020年以来5年ぶり3度目の優勝を逃した。
第1セット、大坂はいきなりブレークに成功。続くサービスゲームも奪い快調な出だし。しかしアニシモバも連続でゲームを奪い、一進一退の攻防が続き、タイブレークに突入した。アニシモバはダブルフォルトとミスが続き、大坂がリード。最後はラリーで粘り切りガッツポーズ。7-6で第1セットを奪った。
第2セットもまったく互角の展開。2-3の場面、大坂は思わずラケットを叩きイライラするシーンがあったが、それでもすぐに切り替え、強烈なフォアでポイント、ラリーでは相手のアウトを誘い、ブレークに成功した。第11ゲームのサービスでは15-40で奪われそうになるも、強烈なフォアを完璧なコースに決め切り逆転。キープに成功した。しかしタイブレークではアニシモバの効果的なリターンが決まり、セットを落とした。
現地ニューヨークでは日付をまたいだ死闘。最終セットはアニシモバが優勢に進める。第4ゲームでブレークに成功。大坂も粘るも第9ゲームで力尽きた。
4大大会での4強入りは2023年7月の女児出産後は初めて。2020年以来5年ぶり3度目の全米OP優勝とはならなかったが、完全復活を印象付けた。
(THE ANSWER編集部)
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