開幕直前ウィンブルドン展望 英メディアが見る“BIG4”の状態、注目選手は?
テニスの四大大会、ウィンブルドンが7月3日に開幕する。アンディ・マレー(英国)の連覇の行方などがフォーカスされるなか、英公共放送「BBC」は「ウィンブルドン2017:あなたが大会について知っておくべきこと」と特集を組み、見どころを紹介している。
BBCは「マレーは再び勝てるか?」と分析 「1年前の調子からは程遠い」
テニスの四大大会、ウィンブルドンが7月3日に開幕する。アンディ・マレー(英国)の連覇の行方などがフォーカスされるなか、英公共放送「BBC」は「ウィンブルドン2017:あなたが大会について知っておくべきこと」と特集を組み、見どころを紹介している。
記事で真っ先に取り上げられているのは、地元出身で世界ランキング1位のアンディ・マレー(英国)だ。
BBCは「マレーは再び勝てるか?」と見出しを立て、マレーの状態を分析。2013年と16年のウィンブルドン王者に対し、同局は「1年前の彼の調子からはほど遠い」と伝えている。マレーは昨年の大会で33勝6敗(勝率84.6%)だったが、今年は21勝9敗(勝率70%)と数字は落ちている。記事では、グランドスラムもしくはマスターズ1000で準々決勝進出を果たしたのは全仏オープンのみで、ウィンブルドン前哨戦となったエイゴン選手権初戦で敗退した点を不安要素に挙げている。
また、記事では不調のノバク・ジョコビッチ(セルビア)にも言及。2009年以降、自己ワーストとなる世界ランキング4位に落ち、ウィンブルドンが復権への正念場となるが、緊急参戦を決めたエイゴン国際イーストボーンで「調子を取り戻そうとしている」と見ている。