バレーボール世界選手権

　バレーボール女子の世界選手権は3日、タイで準々決勝が行われ、日本がオランダを3-2（20-25、25-20、22-25、25-22、15-12）で下し、準決勝に進出。勝利の瞬間、フェルハト・アクバシュ監督が見せた行動がネット上で話題を呼び、ファンからは「初めて見た」「ほんと好き」と喝采が寄せられた。

　14-12で日本のマッチポイントで迎えた最終第5セット。主将・石川真佑のスパイクが決まり、コート上では歓喜の輪ができた。控え選手たちも加わり、そこへアクバシュ監督も加わった。試合中には相手のスパイクが直撃するアクシデントにも見舞われていた指揮官。最後はチームで喜びを分かち合った。

　コート外で派手なガッツポーズを見せるなど、熱血ぶりが度々話題になるアクバシュ監督。チームの輪に加わった最後の瞬間は、地上波中継でも映り込み、ネット上では「女子の中に真っ先に入ってく監督とか初めて見た」「監督さんほんと好き」「このアクバシュ監督最高じゃない」と、その愛情に感激が広がっていた。

　日本は6日の準決勝で、世界ランク5位のトルコと対戦。銅メダルを獲得した2010年以来、15年ぶりの表彰台へ突き進む。