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女子バレー日本に敗れ落胆隠しきれず「ガックリ…」「悲しい」 オランダが脱帽した質の高さ

バレーボール女子の世界選手権は3日、タイで準々決勝が行われ、日本がオランダに3-2(20-25、25-20、22-25、25-22、15-12)で勝利し、準決勝に進出した。試合後、敗れたオランダの指揮官は日本を称賛した。

オランダと対戦したバレーボール女子日本代表【写真:Volleyball World提供】
オランダと対戦したバレーボール女子日本代表【写真:Volleyball World提供】

世界選手権

 バレーボール女子の世界選手権は3日、タイで準々決勝が行われ、日本がオランダに3-2(20-25、25-20、22-25、25-22、15-12)で勝利し、準決勝に進出した。試合後、敗れたオランダの指揮官は日本を称賛した。

 日本は和田由紀子が4本のサービスエースを含め、両軍トップの27ポイントを決めるなど躍動。主将の石川真佑も2つのブロックなど26得点で貢献した。

 死闘を繰り広げたオランダ側は落胆を隠しきれず。国際バレーボール連盟(FIVB)主催大会の運営などを行う「バレーボール・ワールド」の動画配信サイト「VBTV」では試合後、主将ニカ・ダールデロップの場内インタビューを中継した。

 結果にかかわらず、自軍を素晴らしいチームだと思うかと聞かれたダールデロップは、「私たちは比較的新しいチーム。最後まで戦ったけれど、残念ながら今回は日本の方が優れていた」と試合を振り返った。

 若手主体で臨んだ今大会。代表の将来について質問されると、「今この瞬間は(負けたので)ガックリしているけれど、未来を見れば大きなポテンシャルがある」と前を見据えていた。

 同代表のフェリックス・コスロウスキ監督も場内インタビューに登場。大接戦について「最初に、チームを誇りに思っていると言いたい」と振り返り、「第4セットと第5セットで試合をものにできそうな瞬間があった。でも、それと同時に、こういう試合で勝ちきる日本の経験豊かさと質の高さを見せつけられた。こういう試合の経験が我々には少し欠けている。今日の試合から学んで、また来年帰ってきたい」と分析した。

 若手の成長には「準々決勝で敗退したのは残念だが、全体的に見れば代表初出場の選手も多かった。もちろん誇りに思っている」と言及。「だけど、今はとても悲しいね」と、最後は漏らしていた。

(THE ANSWER編集部)


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