八村塁、1巡目6位指名と米メディア予想 3P成功率UPなら「ロッタリーで獲得価値あり」
6月20日に行われる米プロバスケットボール(NBA)ドラフトで日本人史上初の1巡目指名が期待されているゴンザガ大の八村塁。米メディアによる最新版のドラフト予想では1巡目全体6位という上位指名が予想されている。
「ブリーチャーリポート」は全体6位指名、ホークスがトレードで獲得と予想
6月20日に行われる米プロバスケットボール(NBA)ドラフトで日本人史上初の1巡目指名が期待されているゴンザガ大の八村塁。米メディアによる最新版のドラフト予想では1巡目全体6位という上位指名が予想されている。
「NBAドラフト2019 専門家によるMock Draftにおける最高評価の大学上級生とは」と特集したのは、米スポーツ専門メディア「ブリーチャーリポート」だった。現在大学3年の八村はNBAドラフトのアーリーエントリーについて明言を避けているが、大学3、4年生の実力者の中で、最高の評価を手にしている。
今回の特集では6位指名に抜擢。マーベリックスからトレードでホークスが八村を獲得すると予想している。寸評では「最初に指名される2人の大学上級生はゴンザガ大からになるだろう。ルイ・ハチムラは3年生のシーズン終了後、モック・ドラフトで高得点を手にしているゴンザガ大の選手の1人だ」と分析している。
今季NCAAで19.7得点、6.5アシストを記録した八村の武器はインサイドでの力強さとリバウンド力の高さ。一方で課題も存在するという。「NBAにおいて、彼と同等の体格の他選手が進化させてきたアウトサイドからのシュートを持っていない」と指摘。だが、3ポイントの成功率を上げることができれば「ロッタリーで獲得する価値はある」と評価されている。
そして、新天地は今季アトランティック・カンファレンスのサウスイースト最下位に沈むホークスと予想されている。「アタランタ・ホークスはトレイ・ヤングへのインサイド(のサポート)を補完するために最初の1巡目指名権2つのうち、1つを彼に賭ける可能性がある」と分析し、即戦力と評価している。
20歳のルーキーPGヤングは1試合平均19.1得点、8アシスト、3.7リバウンドと獅子奮迅の活躍。新人王候補にも名前が挙がるヤングの相棒として、インサイドで強さを発揮する八村が浮上している。また、記事ではホークスは1巡目5位でデューク大のカム・レディッシュを指名するとも予想されている。
(THE ANSWER編集部)