大坂なおみ、4強入り直後に明かした劣等感「何か問題あるんだと…」 全米中継で漏れた本音
テニスの4大大会・全米オープンは3日(日本時間4日)、女子シングルス準々決勝が行われ、世界ランキング24位の大坂なおみ(フリー)が同13位のカロリーナ・ムホバ(チェコ)に2-0(6-4、7-6)で勝利し、準決勝に進出した。試合後、米スポーツ専門局「ESPN」の中継でインタビューを受け、抱いていた劣等感を明かした。

全米オープン
テニスの4大大会・全米オープンは3日(日本時間4日)、女子シングルス準々決勝が行われ、世界ランキング24位の大坂なおみ(フリー)が同13位のカロリーナ・ムホバ(チェコ)に2-0(6-4、7-6)で勝利し、準決勝に進出した。試合後、米スポーツ専門局「ESPN」の中継でインタビューを受け、抱いていた劣等感を明かした。
大坂は、お互いサービスゲームをキープし合って迎えた第10ゲームをブレーク。6-4で第1セットを先取した。ムホバが左腿の治療のためにメディカルタイムアウトをとった後に開始された第2セットは、第1ゲームをブレークされるも直後にブレークし返す展開。最後はタイブレークにもつれた熱戦を制し、大歓声を浴びた。客席で観戦していた母・環さんの目には涙が光っていた。
第一子出産から競技復帰し戻ってきた大舞台。すでに優勝経験のある大会だが、場内インタビューでは「夢がかなったような気分です」と語っていた大坂。全米中継された同局のスタジオインタビューで、そのコメントについて聞かれると、「WTAツアーの全てのママプレーヤーたちに感化されているんです」とし、心の内を吐露した。
「それと同時に、自分が結果を残しきれず、置いて行かれているという感覚も抱いていました。ママプレーヤーはみんな復帰後すぐに結果を残していたので、自分に何か問題があるんだと感じていました。ちょっと奇妙な感覚ですけれど、レースで負けているように感じていたんです。今ようやくここまでこられて肩の重荷が降りた気分です」
自らが抱いていた劣等感を素直に告白した大坂。準決勝では、同9位のアマンダ・アニシモバ(米国)と対戦する。
(THE ANSWER編集部)
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