ドジャース戦で全米困惑の物議シーン ボールすり替え疑われ…当事者シーハンが説明「気づかなかった」「個人的に謝罪する」
米大リーグ・ドジャースは3日(日本時間4日)、敵地でパイレーツと対戦した。試合ではパイレーツのキャム・デバニー内野手がメジャー初安打を放ち記念ボールの返却を球団が求めていたが、ドジャースのエメット・シーハン投手が誤って返したことが物議になっていた。

米レポーターがXでコメントを紹介
米大リーグ・ドジャースは3日(日本時間4日)、敵地でパイレーツと対戦した。試合ではパイレーツのキャム・デバニー内野手がメジャー初安打を放ち記念ボールの返却を球団が求めていたが、ドジャースのエメット・シーハン投手が誤って返したことが物議になっていた。
2回裏、2死一塁の場面だった。打席に入ったデバニーは3球目のスライダーを捉えレフト前に弾き返した。これが記念すべきメジャー初安打となった。打たれたボールはシーハンの手元に戻ってきたが、パイレーツベンチは記念ボールの返還を求めた。審判も新しいボールを投げ、受け取ったシーハンはボールをパイレーツベンチに投げ返した。
ただこの時、初安打のボールではなく、審判からもらったボールをそのままパイレーツベンチに返した様子で、米中継にもこのシーンが映し出されていた。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏が「球団側はボールを要求した。審判はシーハンに新しいボールを投げたが、シーハンは明らかにグラブの中でボールをすり替えた」と記し、実際の映像をXに投稿。米ファンからは「意図的ではないか」などの声が寄せられていた。
この騒動に、米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」のレポーターを務めるキルステン・ワトソンさんが自身のXでシーハンの試合後コメントを紹介。「エメット・シーハンは故意ではなく、ボールが要求されていることに気づかなかったと発言しました」と説明。「誤解についてキャム・デバニーに個人的に謝罪すると教えてくれました」と当事者間でやり取りするとした。
(THE ANSWER編集部)
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