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連敗脱出ド軍、ロバーツ監督が漏らしていた苦言「やってはいけない」 勝負の9月へ厳しい言葉

米大リーグのドジャースは貯金19でナ・リーグ西地区の首位に立ち、2位パドレスに2ゲーム差をつけて9月を迎える。ただ8月最後のカードとなったダイヤモンドバックスとの3連戦は1勝2敗で負け越し。敗れた2試合では計1点しか奪えず、勝負の終盤へ向けて不安の声も上がっている。地元局「NBCロサンゼルス」は、ロバーツ監督がカード最終戦を前に発した厳しい言葉を紹介している。

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:ロイター】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:ロイター】

勝負の9月を前に精彩欠いた連敗…ロバーツ監督は原因をズバリ指摘

 米大リーグのドジャースは貯金19でナ・リーグ西地区の首位に立ち、2位パドレスに2ゲーム差をつけて9月を迎える。ただ8月最後のカードとなったダイヤモンドバックスとの3連戦は1勝2敗で負け越し。敗れた2試合では計1点しか奪えず、勝負の終盤へ向けて不安の声も上がっている。地元局「NBCロサンゼルス」は、ロバーツ監督がカード最終戦を前に発した厳しい言葉を紹介している。

「ドジャース、シーズン残り1か月で”細かいこと”の改善を誓う」という記事で、8月29日(同30日)の初戦から0-3、1-6で連敗した後のロバーツ監督が「精彩を欠いたパフォーマンスだった」「この2晩は、先週までのような打席が見られなかった」と口にしたのを紹介。ロバーツ監督の下でドジャースは細かいことにこそ力を入れてきたのが、この連戦では見られなかったと指摘した。

 また、ロバーツ監督は連敗した試合後に「この2日間、切羽詰まっている気持ちや、これが最後の試合だという気迫が感じられなかった。我々はペナントレースを戦っているのだから、それを頭に入れて戦うべき。でも1回から9回までその気持ちが見られなかった」と厳しい言葉を発したと伝えている。

 続けて「らしくない集中力の欠如があった。決してやってはいけないミスを犯したり、やってはいけないことをやった」と引き締めを図った。

 記事は「守備面では、ドジャースは一流からほど遠い」と言い切り「ほぼ2試合に1回はエラーをしているが、統計は全体像を捉えていない。中継のミス、間違った塁への送球、外野手の怠慢な追い方、相手を次の塁に進める暴投、そしてベースでアウトを取れないことは彼らの今シーズンの象徴となった」と、記録に残らない失策が多いと厳しく指摘している。

 またベテランのミゲル・ロハスも「小さいことをもっとうまくやる必要がある。ドジャースの野球は常に細部に注意を払い、小さなことをやり、正しい塁に投げ、正しい塁に立ち、相手に余分なチャンスを与えるようなミスをしないことを大切にしてきた。だから小さいことに集中すれば良くなれると思う」と、チーム状況を好転させるカギはここにあると見ているようだ。

 監督からの喝も効いたのか、8月31日(同9月1日)のカード3戦目をドジャースは5-4でものにした。同点の9回、代打のウィル・スミスが左中間へサヨナラ弾を放り込む劇的な展開。これが復調のノロシとなるのだろうか。

(THE ANSWER編集部)


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