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ロバーツ監督、大谷起用法で“前言撤回”したワケ 明かす決断の裏側、「ファン」になった瞬間も

米大リーグ、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、「ABEMA」の番組「おはようロバーツ」に出演。2023年の右ひじ手術から2季ぶりに投打二刀流でプレーしている大谷翔平投手を、初めて5回のマウンドに送り出した“裏側”を明かしている。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

8月14日のエンゼルス戦、大谷は投手復帰後初めて5回のマウンドへ

 米大リーグ、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、「ABEMA」の番組「おはようロバーツ」に出演。2023年の右ひじ手術から2季ぶりに投打二刀流でプレーしている大谷翔平投手を、初めて5回のマウンドに送り出した“裏側”を明かしている。

 この試合は8月13日(日本時間14日)のエンゼルス戦。大谷は「1番・DH」で先発し4回まで2失点。ドジャースが5-2とリードした状況で、右ひじの故障から復帰後初めて5回のマウンドに送り出したが、1死からの3連打で2失点し降板。この日は4回1/3を投げ5安打4失点、7奪三振という内容だった。

 ロバーツ監督は以前、この番組の中で「9月前に5イニングは投げない」と言い切っている。前言を翻した格好になるが、その理由について問われると「5回までやってみようと私が決めたよ。ショウヘイは次の段階に進む準備ができていると判断したんだ」と答えた。さらに「1週間ほど早かったかもしれない」と、予想よりも復帰のペースが速かったと明かしている。

 ブルペンの枚数が足りかったためではないとし「チームのためではなく、次のステップに進む準備ができていると感じたから。彼が大丈夫と感じているかを確かめたかった」と説明している。

 またこの試合では、大谷とトラウトの対決も話題となった。2023年春のWBC決勝以来の対決で、大谷が2打席とも三振を奪い“快勝”した。これにもロバーツ監督は「ショウヘイはギアを一段上げたようだ。WBCでの対決を誰もが覚えている。彼らは友人で元チームメイト、どちらもスーパースター。だからショウヘイの闘争心が高まったんだ。ああいうのをみていると、私は監督ではなくファンになる」と興奮した様子だ。

 また今季の大谷が、腕を振る位置が右ひじ手術前より低くなっているという指摘について「今のところ心配はしていない。彼が腕の角度、投球フォームを少し変えたのは知っている。それがただ単に今の彼にとって投げやすいのかはわからないが、現時点ではあまり心配はしていない」と、推移を見守るつもりのようだ。

(THE ANSWER編集部)


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