女子バレー日本、8強入りの裏側「雰囲気作り好き」 厳しさ見せた指揮官に注目「アメとムチ…」
バレーボールの世界選手権は29日、タイで決勝トーナメント1回戦が行われ、1次リーグH組を1位突破した日本は、開催国タイに3-0(25-20、25-23、25-23)で勝利。準々決勝に駒を進めた。同日には日本バレーボール協会のYouTubeチャンネルで大会開幕までの密着動画が公開され、進撃の裏側が明らかになった。

世界選手権15年ぶり表彰台へ
バレーボールの世界選手権は29日、タイで決勝トーナメント1回戦が行われ、1次リーグH組を1位突破した日本は、開催国タイに3-0(25-20、25-23、25-23)で勝利。準々決勝に駒を進めた。同日には日本バレーボール協会のYouTubeチャンネルで大会開幕までの密着動画が公開され、進撃の裏側が明らかになった。
日本は1次リーグを全勝突破した勢いそのままに、開催国・タイと激突。3-0ストレートで撃破した。
この試合の前に、日本バレーボール協会は公式YouTubeチャンネルを更新。「【ALLFOR】今シーズンの集大成 #2025女子世界選手権大会 開幕直前の女子日本代表に密着|バレーボール女子日本代表ドキュメンタリーVol.10」として動画を公開。進撃の裏側が明らかになった。
世界選手権を見据えた今月11日からの国内合宿。スパイク決定率で納得の数字が出ず、アクバシュ監督は「どうやったらこれで勝てますか?」と選手に声をかけた。
ミーティングでも、指揮官は「良い所を見つけたいし言ってあげたいけど、今日は見つけられませんでした」「ただサポートするだけでなく、時には周りをプッシュしていくことも重要です」などと厳しい言葉を並べた。
動画を見たファンからは、「監督の雰囲気作り好きだわ。アメとムチというか、メリハリ。普段褒めまくってるから、厳しいことを言う時に引き締まるし、一人一人がちゃんと聞こうと/考えようとするんだと思う」「監督、厳しいコメントもするんですね。でも言語化が上手いのか論理的?に伝えていて、選手に考える余地を与えてるように感じました」などの声が上がった。
集中して練習に取り組む一方、選手はリラックスした様子も。タイ入り後の練習では、下北沢成徳高の先輩後輩の間柄の岩澤実育と石川真佑が笑いながらキックしあう姿もあり、ファンからは「子猫たちのじゃれ合い」とのコメントが寄せられた。
12分26秒の動画から伝わってきたムードの良さ。「女子はチームとしてまとまってきてるな」「決勝ラウンド、結果を抜きで選手、チームの成長変化を楽しみたいです」「2025年にチャンピオンになれるよう応援しています」などファンの期待感が高まっている。
日本は9月3日の準々決勝でオランダと対戦。銅メダルを獲得した2010年以来、15年ぶりの表彰台へ突き進む。
(THE ANSWER編集部)
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