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大谷翔平VSシュワーバー、MVP争いに抱く「脅威なし」 MLB殿堂入り右腕が3年連続受賞を推すワケ

米大リーグのレギュラーシーズンは残り1か月を切った中、メジャー通算213勝の殿堂入り右腕がMVP争いに持論を述べた。キャリア4度目のMVP受賞が懸かるドジャースの大谷翔平投手の実力に改めて敬意を示し、ナ・リーグで本塁打王争いを繰り広げるカイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)との決定的な差に触れている。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

ポッドキャスト番組でMVP争いに言及

 米大リーグのレギュラーシーズンは残り1か月を切った中、メジャー通算213勝の殿堂入り右腕がMVP争いに持論を述べた。キャリア4度目のMVP受賞が懸かるドジャースの大谷翔平投手の実力に改めて敬意を示し、ナ・リーグで本塁打王争いを繰り広げるカイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)との決定的な差に触れている。

 米スポーツ専門局「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダー氏のポッドキャスト番組「フリッピン・バッツ」に登場したのは通算213勝&154セーブを挙げたジョン・スモルツ氏。司会のバーランダー氏から「ショウヘイ・オオタニの3年連続、キャリア4度目となるMVP受賞を脅かす選手はナ・リーグにいますか?」と問われると、迷わずに持論を発した。

「そうでもないね。シュワーバーが候補に入る、と言うことは間違いなくできるし、ウィル・スミスも素晴らしい1年を送っている。しかし、彼は野球史上最高のユニコーンと同じチームにいる。それにほら、彼が登板しなかった昨年、我々はなぜ彼が球界最高の選手であるかを見ただろう。そこにピッチングの面が加われば、他の選手たちがどれだけ素晴らしいかはほぼ徒労になってしまう」

 昨季の大谷は前人未踏の「50-50」を達成し、2年連続3度目のMVPを受賞。ドジャース2年目の今季はここまで本塁打数ではシュワーバーに次いでリーグ2位(45本)ながらも、二刀流として存在感を発揮し、27日(日本時間28日)の本拠地レッズ戦では5回2安打1失点、9奪三振2四球と好投し、749日ぶりの白星を挙げた。

 投打での活躍を高く評価するスモルツ氏にとって、大谷はまさに唯一無二の存在。「彼の攻撃面が著しく落ちた場合、例えばある年に彼が20勝5敗、でも打率.220、20本塁打しか打たなかったら投打を合わせてMVPとはならないだろう。攻撃面で優れた選手が上回ると思う」と、二刀流が無条件でMVPになるわけではないとしつつ、「やっぱり型破りなアスリートがまた次のMVPも獲ると思う」と展望した。

(THE ANSWER編集部)


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