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世界トップレベル目指すハンドボール・リーグH、2季目開幕9・6はいきなり「目玉」 CSでも放送

ハンドボールのリーグHが9月6日、男子14、女子11チームが参加して開幕する。世界トップレベルのリーグを目指して発足して2シーズン目。8月29日には男女各チームの主将らが一堂に会し、都内で「開幕記者会見」が行われた。

リーグH開幕戦に向けて豊富を口にするブレイブキングス刈谷の渡部仁主将(左)とジークスター東京の玉川裕康主将【写真:編集部】
リーグH開幕戦に向けて豊富を口にするブレイブキングス刈谷の渡部仁主将(左)とジークスター東京の玉川裕康主将【写真:編集部】

リーグH開幕記者会見

 ハンドボールのリーグHが9月6日、男子14、女子11チームが参加して開幕する。世界トップレベルのリーグを目指して発足して2シーズン目。8月29日には男女各チームの主将らが一堂に会し、都内で「開幕記者会見」が行われた。

 カラフルなユニホームで壇上に並んだ選手たちの中で、ひときわオーラを放っていたのがブレイヴキングス刈谷の渡部仁主将(35)とジークスター東京の玉川裕康主将(30)。新旧の日本代表主将が、それぞれのチームを率いて開幕戦(9月6日、ウイングアリーナ刈谷)で激突する。

 昨年の新リーグ開幕戦は準備期間も短くカード編成も日本リーグ時代と変わらなかったが、今季はいきなり「目玉」が組まれた。これまで序盤は前年の上位対下位の対戦が多かったが、今回は抽選。いきなり5年連続準優勝の刈谷と悲願の初優勝を目指す東京の豪華カードとなった。

リーグH開幕記者会見に出席したブ男女計25チームの選手たち。後列中央がブレイブキングス刈谷の渡部主将とジークスター東京の玉川主将
リーグH開幕記者会見に出席したブ男女計25チームの選手たち。後列中央がブレイブキングス刈谷の渡部主将とジークスター東京の玉川主将

 パリ五輪日本代表主将の渡部は「開幕戦がいきなりジークスターで驚いた」と言いながら「チームに勢いをつけるためには、いい相手」と前向き。五輪後に日本代表の主将を継いだ玉川も「勝って盛り上げたい」と話した。

 刈谷は今月初旬、チーム初のドイツ遠征で新シーズンに備えた。ブンデスリーガのチームと3試合し、1勝2敗。リーガ王者のフィクセ・ベルリンには33-48と大敗したものの、渡部は「プレーの強度など、いい経験になった。今のチームは昨年よりも強いと思う」と胸を張った。

 ジークスターは来日したフランスリーグ11連覇中のパリ・サンジェルマンと親善試合で対戦し、惜敗したものの若手の活躍などで35-36点と1点差の大接戦を演じた。欧州の強豪相手に経験を積みながらも、玉川は「1点の重みを感じた。リーグ戦も1点を大切に」と前向きに話した。

 開幕戦の「目玉」は、CS放送でも無料生中継される。日テレジータスが毎月注目の試合をピックアップして無料放送するもので、開幕節は刈谷対ジークスター。両チームのパフォーマンスが、2シーズン目を迎えるリーグHの盛り上がりに直結しそうだ。(荻島弘一)

(THE ANSWER編集部)


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