全米OPで波紋広がる侮辱騒動 大坂なおみも言及「黒人テニス選手に言える最悪の言葉の一つ」
テニスの全米オープンの女子シングルスで、テイラー・タウンゼント(米国)がエレナ・オスタペンコ(ラトビア)から侮辱されたと明かし、波紋が広がっている。米紙は、大坂なおみがオスタペンコの発言を「最悪の言葉の一つ」と表現したことを報じた。

女子シングルス2回戦で
テニスの全米オープンの女子シングルスで、テイラー・タウンゼント(米国)がエレナ・オスタペンコ(ラトビア)から侮辱されたと明かし、波紋が広がっている。米紙は、大坂なおみがオスタペンコの発言を「最悪の言葉の一つ」と表現したことを報じた。
事件が起きたのは現地27日、オスタペンコとタウンゼントの女子シングルス2回戦。タウンゼントが勝利したが、試合直後に口論に発展した。
オスタペンコは自身のインスタグラムで、タウンゼントについて「重要な局面でネットに当たってポイントを獲得したのに謝らなかった」などと批判。一方のタウンゼントは、試合後の握手の際にオスタペンコから「品格も教養もない」と侮辱されたと明かしていた。
オスタペンコの言葉に波紋が広がる中、大坂がこの件について言及。米紙「ニューヨーク・ポスト」は、「白人選手が大多数を占めるスポーツで、黒人テニス選手に言える最悪の言葉の一つだ」という大坂のコメントを伝えた。
同紙によるとオスタペンコは侮辱発言を否定しているというが、大坂は「もちろん、あの部分は見た」と説明。「彼女(タウンゼント)がどれだけ努力してきたか、そしてどれだけ賢いかも知っている。だから、それは教育を受けていないとか、そういうこととは全く違う」とし、オスタペンコについて「彼女がアメリカの歴史を知っているかどうかは分からない。でも、きっと二度とあんなことは言わないでしょう。とにかく、本当にひどかった。本当に最悪よ」と話している。
大坂はシングルス2回戦を突破。3回戦はダリア・カサトキナ(オーストラリア)と対戦する。
(THE ANSWER編集部)
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