敵ファンも虜にした大谷まさかの行動「キスを飛ばして…」 痛快“仕返し”を指揮官&同僚称賛
米大リーグのドジャースは15日(日本時間16日)から27日(同28日)までの13連戦を9勝4敗で終えた。大谷翔平投手は24日(同25日)の敵地パドレス戦で45号。客席からヤジを飛ばしていた男性のパドレスファンとハイタッチしたことが、大きな話題となった。

現地24日パドレス戦、45号を放った直後にまさかの行動
米大リーグのドジャースは15日(日本時間16日)から27日(同28日)までの13連戦を9勝4敗で終えた。大谷翔平投手は24日(同25日)の敵地パドレス戦で45号。客席からヤジを飛ばしていた男性のパドレスファンとハイタッチしたことが、大きな話題となった。
目には目を、歯には歯を、ヤジにはアーチでお返しだ。
大谷は現地24日の首位攻防パドレス戦の9回、松井裕樹投手から45号を放った。リードを6点に広げるダメ押しの一発。ダイヤモンドを1周すると、パドレスファンとまさかのハイタッチを見せた。
指揮官もチームメートも、大谷の行動を称賛した。
試合後、米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」公式Xは、試合後のロバーツ監督の囲み取材の映像を公開。ヤジについて、「とても鬱陶しかった」とした上で、「でも、ショウヘイらしくなかったね。彼は(ヤジで精神的に)すっかり消耗させられていた。だから、ショウヘイがハイタッチを自らしに行ったのは良かったね。面白かったよ。性格が表に出ていたね」と話した。
米専門メディア「ドジャー・ブルー」公式YouTubeは、フリーマンが試合後に語った映像を公開。米メディアから「オオタニは、みんなが望んでいたことをやってくれたんですよね?」と問われると、「いや、僕は全然何も言われなかったんだけど、試合中ずっとショウヘイに話しかけていたようだね。だから、ショウヘイが盛り上げるために、彼(敵ファン)にちょっとした何かを与えていたのは良かったと思う」と笑顔で“仕返し”を称えていた。
米専門メディア「ドジャース・ネーション」は、このファンにオンラインインタビューを敢行。サンディエゴ出身のビリー・ジーンさんは、義兄弟や友人らと一緒に2万ドル(約295万円)のボックス席で観戦した。
ジーンさんは大谷がこの3連戦で不調だったと聞き、「次の打者は10の0だぞ! 大丈夫だ!」などと叫んでいたという。
ハイタッチの後の出来事も明かした。「彼がなぜGOAT(史上最高の選手)なのか分かったよ。試合後にカメラが映していないところでも、彼はまだ終わっていなかったんだ。みんなで並んでハイタッチなどをした後、彼はまた俺のところに戻ってきたんだ!その後、キスを飛ばして去っていったんだ」。大谷は結果と行動で、敵ファンも虜にした。
(THE ANSWER編集部)
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