全米OPで相手を侮辱か「品格も教養もない」 番狂わせ許した世界26位の発言 相手が暴露で舌戦に
テニスの全米オープン(OP)は現地時間27日、女子シングルス2回戦を行い、世界ランク139位のテイラー・タウンゼント(米国)が同26位のエレナ・オスタペンコ(ラトビア)に2-0(7-5、6-1)で勝利し3回戦に進出した。試合後、2人はコート上で激しく口論した。

女子シングルス2回戦
テニスの全米オープン(OP)は現地時間27日、女子シングルス2回戦を行い、世界ランク139位のテイラー・タウンゼント(米国)が同26位のエレナ・オスタペンコ(ラトビア)に2-0(7-5、6-1)で勝利し3回戦に進出した。試合後、2人はコート上で激しく口論した。
勝敗が決すると、タウンゼントが勝利の雄叫びをあげた。ネットを挟んで握手をかわした2人だったが、そこから口論に発展した。オスタペンコのベンチ前で言い合う2人。客席からは激しいブーイングが起こった。
英紙「ガーディアン」は「オスタペンコとタウンゼントが全米オープンで衝突」との見出しで記事を掲載。両者の言い分を紹介した。オスタペンコは試合後、自身のインスタグラムを更新し、「重要な局面でネットに当たってポイントを獲得したのに謝らなかったのはとても失礼だと相手に伝えた。でも彼女は謝る必要などないと言ってきた」と記したという。
オスタペンコは「テニスには、ほとんどの選手が従うルールがある。こんなことが起きたのは私にとって初めて。母国でプレーしているからといって何でもしていいわけではない」と非難した。さらに、「試合前、選手たちはベースラインでウォームアップすることになっている。でも、私の相手はコートに出てすぐにウォームアップを始めた。とても敬意がないしルール違反」とした。
一方でタウンゼントは、試合後の握手の際にオスタペンコから侮辱されたと説明。「品格も教養もないと言われた。米国外で対戦したらどうなるか見てみようともね」とし、「楽しみにしているわ。カナダで彼女に勝ったことがあるから、他に何か言うことがあるか見てみたいわね」と皮肉たっぷりに語っていた。
(THE ANSWER編集部)
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