女子日本代表、2連覇女王セルビアに3-1勝利! 石川19得点「1位通過できてよかった」3戦全勝で決勝トーナメント進出【世界バレー】
バレーボールの世界選手権は27日、タイで女子1次リーグ第3戦が行われた。世界ランキング4位の日本は同8位のセルビアに3-1(25-23、30-28、23-25、25-18)で勝利。大会2連覇中の女王を下し、3戦全勝の組1位で決勝トーナメント進出を決めた。主将の石川真佑がチーム最多の19得点。次戦は同18位の開催国タイと激突する。

世界バレー女子1次リーグ第3戦
バレーボールの世界選手権は27日、タイで女子1次リーグ第3戦が行われた。世界ランキング4位の日本は同8位のセルビアに3-1(25-23、30-28、23-25、25-18)で勝利。大会2連覇中の女王を下し、3戦全勝の組1位で決勝トーナメント進出を決めた。主将の石川真佑がチーム最多の19得点。次戦は同18位の開催国タイと激突する。
カメルーンに3-0、ウクライナに3-2で連勝し、すでに決勝トーナメント進出を決めていた日本。セルビアとの全勝同士の対戦を迎えた。スタメンには石川、島村春世、宮部藍梨、関菜々巳、佐藤淑乃、和田由紀子、リベロの小島満菜美が名を連ねた。
第1セット序盤はセルビアにミスが続き、石川、和田のスパイクなどで日本がリードを広げる展開に。しかし22-16からセルビアに怒涛の6連続ポイントを許し、追いつかれた。それでも24-23から佐藤が強烈なサーブで崩し、最後は島村が決めて第1セットを取った。
第2セットは逆にセルビアが先行するが、和田のアタックなどで17-17と追いつく。終盤も苦しい状況から佐藤が得点。さらに22-23の状況で投入された19歳の秋本美空が打点の高いスパイクを決めるなど、どちらも譲らない展開でデュースになった。27-28から佐藤のブロックアウト、和田のサービスエースでセットポイントを握ると、最後も和田が得点。30-28で2セットを連取した。
第3セットもセルビアにリードを許す展開。16-19から秋本が2本連続で決め、小島を中心とした守備でも粘りを見せた。19-22から石川の2得点、宮部のアタックで追いつく。しかし最後は再び引き離され、23-25でこのセットは落とした。
決めきりたい第4セット。8-6から石川が連続でサービスエースを決めるなど日本が流れをつかみ、13-14からは島村がブキリッチをブロック。セルビアにミスも相次ぎ、最後は25-18で勝利を決めた。
ウクライナ戦で29得点を挙げた石川が、この試合もチーム最多の19得点。試合を中継したU-NEXTの試合後インタビューで「予選でしっかり1位通過できてよかった。今までの2戦の中で、スタートの入りがあまり良くなかった。今日は全員が集中して入ることができたと思う。(サーブは)少しミスも多かったけれど、自分たちがサーブを攻めることで、相手のミドルの打数も減るし、両サイドにしっかり絞ることができる。今日は全員がしっかりサーブで攻めることができた」と語った。
女王を下して大会3連勝。ノックアウト方式で行われる決勝トーナメント初戦では、世界ランク18位の開催国タイとの激突が決定した。石川は「タイのホーム。歓声もすごいと思うし、アウェイになると思うけれど、日本のことを応援してくれるタイの方もたくさんいる。声援を力に変えてやりたい。自分たちと似た、テンポのいいチーム。しっかり自分たちが対応し、攻めに行くことを忘れずにやりたい」と意気込んだ。日本は2010年の銅メダル以来、15年ぶりのメダル獲得を目指す。
(THE ANSWER編集部)
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