始球式なのに衝撃145キロ計測 引退から6年…元甲子園球児に球場騒然 本人は反省「鍛え直します」
プロ野球オリックスは26日、京セラドーム大阪でロッテと対戦し6-5で勝利した。始球式には、早実、早大などで投手として活躍した内田聖人さんが登板。投じた一球は145キロを計測。球場をどよめかしたが、「鍛え直します」と反省していた。

オリックス戦始球式
プロ野球オリックスは26日、京セラドーム大阪でロッテと対戦し6-5で勝利した。始球式には、早実、早大などで投手として活躍した内田聖人さんが登板。投じた一球は145キロを計測。球場をどよめかしたが、「鍛え直します」と反省していた。
内田さんは黒のユニホーム姿でマウンドに上がり、力強いフォームから投球。スコアボードに145キロが表示されると、観客から拍手と驚きの声が上がった。しかし、球は高めに抜け、捕手がジャンプして捕球。内田さんは悔しさをにじませるような表情を見せた。
内田さんは自身のXで「球速は145キロでした。大きく抜けて捕手の左澤がファインセーブしてくれました」と記して実際の映像を公開。「物凄く悔しいです。人生で初めて食事の味がしませんでした」とし、「155キロ投げる指導者として活動させて頂いている以上、如何なるご指導ご指摘も甘んじて受け入れます。鍛え直します」と反省を記していた。
内田さんは早実で2年夏に甲子園出場。早大1年春に全国優勝などを経験し、在学中に150キロを記録。社会人野球のJX-ENEOSから米独立リーグ挑戦を経て、25歳で19年に現役引退した後は指導者に転身。ピッチングストラテジストの肩書で活動し、自らを実験台にしたトレーニング理論を発信している。主宰するオンラインサロン「NEOREBASE」には、日本人メジャーリーガーら現役プロ選手も多数参加し、話題を集めている。
引退後、独自のトレーニングで、最速は硬式154キロ、軟式155キロにまでアップ。2022年8月には独立リーグの四国アイランドリーグplus・徳島インディゴソックスの本拠地試合(愛媛マンダリンパイレーツ戦)始球式で150キロをマーク。日本ハム・新庄剛志監督が現役引退後の2008年に36歳で記録した145キロを上回っていた。
(THE ANSWER編集部)
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