世界バレー女子

　バレーボールの世界選手権は25日、タイで女子1次リーグ第2戦が行われた。世界ランキング4位の日本は同17位のウクライナに3-2で勝利。先に2セットを先取されながらも、フルセットでの大逆転勝ちを収めた。立役者の一人が主将・石川真佑。両軍最多の29得点を挙げた。

　日本はウクライナの高さに苦しみ、2セット連続で落とす苦しい展開。そんな展開で奮闘したのが石川だ。巧みなスパイクでポイントを重ね、デュースとなった第4セットも最後に決めきった。勝負の第5セットでもスパイクを決め、24得点の佐藤淑乃とともに攻撃をけん引した。

　たった一人で29得点、65本ものアタックを打つ獅子奮迅の活躍で、X上のファンも「真佑ちゃん1人で29得点してて笑う　凄すぎないか」「まゆちゃん29得点…ありがとう………」「一人で29点で、60打数もうってほんと素晴らしい試合」「日本代表女子バレーの大黒柱よ！」「石川真佑さんエースすぎる！！！60本以上打ってるのバケモンだろ…」「今日打数70くらいあったのでは」などと驚きの声が上がった。

　これで日本は1次リーグ2連勝。決勝トーナメント進出へ大きく前進した。次戦は27日、セルビアと対戦する。