米ツアーで日本勢が賞金ランク上位に

　米女子ゴルフツアーのCPKC女子オープンは現地時間24日、カナダのミシサガG＆CC（6661ヤード、パー71）で最終日が行われた。西郷真央（島津製作所）が5バーディー、ボギーなしの66で回り、通算11アンダー。日本勢最高の3位だった。前週優勝の岩井明愛（Honda）が10アンダーの4位。ともに2000万円を超える賞金を獲得した。

　今季メジャー大会のシェブロン選手権を制している西郷。出だしからパープレーが続いたが、後半12番から3連続、16番からも2連続バーディー。猛チャージで順位を上げた。前週のザ・スタンダード ポートランドクラシックで嬉しい米ツアー初優勝を果たした岩井明も4位。10位タイには勝みなみが入り、トップ10に日本勢3人が入った。

　西郷は18万3348ドル（約2700万円）、岩井明は14万1834ドル（約2090万円）を獲得。今季は2人のほか、竹田麗央、岩井千怜、山下美夢有と日本勢が5人米ツアーで優勝している。

　賞金ランク上位にも日本勢が顔を出す。2位の竹田が260万1992ドル（約3億8300万円）、AIG全英女子オープンを制した山下が255万7508ドル（約3億7600万円）で5位。西郷も237万4863ドル（約3億5000万円）の6位で、トップ10に日本勢3人が入っている。

　今季米ツアーで獲得賞金1億円を超えている日本選手は7人。ちなみにJLPGAツアーでは今季3勝の佐久間朱莉が唯一の1億円超え（1億2985万9017円）を果たしている。