日本ハム―ソフトバンク

　プロ野球、パ・リーグの首位攻防戦で試合とは関係のない奇跡的な珍事が話題になっている。24日にエスコンフィールドで行われた日本ハム―ソフトバンク戦、ソフトバンク先発のリバン・モイネロ投手が起こした現象に「奇跡起きてるwww」「何まとめてんねん」などの声が上がった。

　奇跡的なタイミングだった。

　先発のマウンドに上がったモイネロ。中継はリーグの防御率ランキングを左下の画面に表示した。23日時点でモイネロは1.13でトップ。2位は大関（ソフトバンク）の1.59のため、断トツであると紹介。その瞬間、奇跡が起きた。身体をほぐしていたモイネロが右足を蹴るようなアクションをとると、同時に防御率の表が消えた。まるで蹴って消したかのようだった。

　試合とは直接関係ないにもかかわらず、ネット上で大きな話題となったこのシーン。「パーソル　パ・リーグTV」も「【一流の証】伊藤大海・モイネロ『綿毛キャッチ＆テロップキック…投球以外でも“神技”披露！』」と題しYouTubeにアップ。ネット上にはファンから様々な声が上がった。

「何まとめてんねんパテレ笑」
「タイミング神すぎるだろ」
「あれほどの激闘を繰り広げておきながら、クスッと笑える場面もあるとか　今後10年あるかないかの神試合だな」
「初めて見た」
「モイネロが足で蹴るタイミングと重なって奇跡起きてるwww」

　モイネロは8回無失点の好投で、防御率を1.07に下げた。試合は日本ハム・伊藤との白熱した投手戦に。延長10回、奈良間の適時打で日本ハムが1-0でサヨナラ勝ちした。