「中国卓球キラー」と現地で恐れられる日本人 9人に11連勝…世界2位も「技術が大進歩」と絶賛
卓球のWTTヨーロッパスマッシュは現地時間22日、スウェーデンのマルメで女子シングルス準々決勝が行われ、世界ランキング11位の橋本帆乃香(デンソー)が同2位の王曼昱(中国)と対戦。激闘を繰り広げたが、2-4(10-12、11-7、7-11、11-8、7-11、9-11)で敗れた。3回戦では同5位・王芸迪(中国)を破っていただけに、王曼昱は試合後「橋本さんは最近、非常に調子がよく、技術的にも非常に大きく進歩している」とその脅威を口にしていた。

ヨーロッパスマッシュでも脅威に
卓球のWTTヨーロッパスマッシュは現地時間22日、スウェーデンのマルメで女子シングルス準々決勝が行われ、世界ランキング11位の橋本帆乃香(デンソー)が同2位の王曼昱(中国)と対戦。激闘を繰り広げたが、2-4(10-12、11-7、7-11、11-8、7-11、9-11)で敗れた。3回戦では同5位・王芸迪(中国)を破っていただけに、王曼昱は試合後「橋本さんは最近、非常に調子がよく、技術的にも非常に大きく進歩している」とその脅威を口にしていた。
カットマンの橋本は2回戦で銭天一、3回戦で王芸迪と中国選手を連続で撃破。王曼昱との試合でも、粘りの守備で苦しめた。
中国メディア「文匯報」は、橋本を「中国卓球キラー」、王曼昱は「日本卓球キラー」と表現。記事で両者が7年ぶりの対戦であったことを伝えつつ、王曼昱が「今日の橋本さんとの試合はかならず非常に大変な試合になると思っていた」と語ったとも紹介している。
「今日の試合ではどちらが優勢でどちらが劣勢ということはなかった。伯仲した試合で、1点2点の争いになり、試合はどちらの気持ちが揺るがないかで決まると思った」
王曼昱は、世界ランク1位の孫頴莎が今月のWTTチャンピオンズ横浜で橋本を破ったことで「私たち中国チームの士気が非常に高まった」とも語っている。それだけ中国選手にとって橋本は脅威の存在になっているようだ。同メディアは、橋本が中国選手に敗れたのは2022年の何卓佳戦以来だったとし「中国卓球キラー」と言われていることのほか、「昨年国際試合に戻ってきて以来、中国卓球選手9名を相手に11連勝を挙げていた」とも伝えている。
同メディアは「孫頴莎が連勝を止めたものの、トップレベルのカットマン橋本帆乃香の打法は中国卓球選手に対して依然として極めて高い殺傷力を持つ。彼女は今回のヨーロッパスマッシュでも、銭天一を破り、王芸迪を破っている。王芸迪は一か月前にも橋本帆乃香に敗れている」と紹介した。
(THE ANSWER編集部)
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