日大三が泣き崩れる前に取った敬意の行動 「相手応援団に…」「泣けてきた」高校野球ファンが涙、涙
第107回全国高校野球選手権は23日、甲子園球場で第15日が行われ、決勝で日大三(西東京)は1-3で沖縄尚学(沖縄)に敗れた。14年ぶり3度目の頂点には届かなかったものの、エース・近藤優樹投手(3年)らナインの試合後の様子は、ファンの心を打った。

第107回全国高校野球選手権決勝
第107回全国高校野球選手権は23日、甲子園球場で第15日が行われ、決勝で日大三(西東京)は1-3で沖縄尚学(沖縄)に敗れた。14年ぶり3度目の頂点には届かなかったものの、エース・近藤優樹投手(3年)らナインの試合後の様子は、ファンの心を打った。
6回途中から登板した近藤は、決着の瞬間をベンチで迎えた。2点を追う9回1死一、三塁の打席には立たず、代打・永野翔成(3年)が送られた。結果は遊ゴロ併殺でゲームセット。今大会、マウンド上ではピンチに動じず、相手チームの応援曲にノリノリの笑顔も見せるなど話題になったが、最後は崩れ落ちるように号泣した。
この姿をテレビ中継などで見たファンからは、Xで「今までずっと笑顔だった投手近藤くんの号泣する顔をみてたら泣けてきた」「近藤くんの涙にもらい泣き……」などの声が上がった。
試合後の整列では、近藤は沖縄尚学のエース・末吉良丞(2年)と健闘を称え合い抱き合うシーンもあった。
その後、近藤ら日大三ナインは一塁側のアルプス席前に立ち、自校応援団に頭を下げた。さらに三塁側の沖縄尚学のアルプス席にも一礼し、最後にはネット裏に向けても頭を下げた。その後、一部の選手は泣き崩れた。
全観客に感謝する姿には、ファンも感動。「日大三高が負けても甲子園全員に挨拶してて泣いた」「最後に相手応援団とバックネット方向にも挨拶してたのグッときた」「通常なら一塁側アルプスへの挨拶だけのところを三塁側とバックネット側にも挨拶してて、そのまま泣き崩れてしまった…頑張ったよ」「礼儀正しいんだなってことがヒシヒシと伝わってきた」など賛辞が並んでいた。
(THE ANSWER編集部)
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