大谷翔平、リリーフ起用が実現する「唯一のシナリオ」 首脳陣が検討を明言…投手コーチが明かした“足かせ”
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手に、ポストシーズンでのリリーフ起用の可能性が浮上しているという。首脳陣の間ではすでに議論になっており、マーク・プライアー投手コーチが米国の番組で「唯一のシナリオだろう」と登板の“条件”を明かしている。

ポストシーズンでのリリーフに「議論を重ねてきた」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手に、ポストシーズンでのリリーフ起用の可能性が浮上しているという。首脳陣の間ではすでに議論になっており、マーク・プライアー投手コーチが米国の番組で「唯一のシナリオだろう」と登板の“条件”を明かしている。
米ストリーミングサービス「ピーコック」の番組「ダン・パトリックショー」の公式Xはプライアー氏へのインタビュー動画を公開。「ポストシーズンで、オオタニをリリーフとして起用するシナリオは考えていますか?」と質問をぶつけている。
これに対しプライアー氏は「ああ、いい質問だね。我々も議論を重ねてきた。彼がリリーフとして登板する場合、ルールの理解が必要だ」と答えている。
大谷が投手として出場する際、2021年オフにいわゆる“大谷ルール”が設定されてからは「投手兼DH」として先発してきた。この場合、降板してもDHとしてラインナップに残ることが可能だ。ただ逆の場面ではルールが問題となる。
プライアー氏は「リリーフとして登板するなら、試合が終わる場面での起用など、方法を考える必要がある。なぜなら、6回に登板させて7回に降板させたら、DHとして残すことはできないからだ」と説明。起用に際しての条件も明かしている。
「試合が終了すると思われるところで登板させて締めくくってもらうか、彼がもう打たなくても構わないという状況で起用することになるだろう。それが本当に唯一のシナリオだろう。それが見られるか? もちろんだ。しかしおそらく、試合の行方が決まる終盤あたりで、彼が投げたら終わりという場面になるだろう」
大谷は大リーグ移籍後96試合に登板しているが全て先発で、公式戦でのリリーフ登板はまだない。
(THE ANSWER編集部)
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