卓球日本女子に番狂わせ許した中国メディア「今では珍しいカットの達人」 橋本帆乃香を称賛「強力な攻撃」
卓球のWTTヨーロッパスマッシュは現地時間21日、スウェーデンのマルメで女子シングルス3回戦が行われ、世界ランキング11位の橋本帆乃香(デンソー)が同5位の王芸迪(中国)を3-1(11-7、11-6、7-11、12-10)で破り、8強進出を果たした。中国メディアが「厳しい試練に直面」と危機感をあらわにしている。

WTTヨーロッパスマッシュ
卓球のWTTヨーロッパスマッシュは現地時間21日、スウェーデンのマルメで女子シングルス3回戦が行われ、世界ランキング11位の橋本帆乃香(デンソー)が同5位の王芸迪(中国)を3-1(11-7、11-6、7-11、12-10)で破り、8強進出を果たした。中国メディアが「厳しい試練に直面」と危機感をあらわにしている。
試合は、カットマンの橋本が王芸迪の攻撃を封じて2ゲームを連取。第3ゲームを奪われるも、デュースにもつれた第4ゲームで橋本の変幻自在な攻めが威力を発揮。最後は相手のミスを誘う粘りの卓球で壮絶なラリーを制し、歓喜のガッツポーズを見せた。
中国メディア「捜狐体育」は「王芸迪、日本にまたしても敗れる! 橋本帆乃香、中国選手に二連勝で次戦は王曼昱と対戦」との見出しで記事を掲載。王芸迪は「近年は外国人選手との戦績が思わしくなく、中国の主力選手の中で日本の主力選手に対する戦績が最も悪い選手」とし、先月のUSスマッシュでも橋本に0-3で敗れていると紹介した。
記事は「橋本帆乃香は今日では珍しいカットの達人で、直近一年の中国選手との対戦成績は12勝1敗。チャンピオンズ横浜で孫頴莎に敗れただけで、今回のヨーロッパスマッシュでは3-0で銭天一を叩きのめし、中国チームはこの試合でも厳しい試練に直面させられた」と橋本を称賛。王芸迪は「橋本の強力な攻撃」にあったと指摘した。
橋本は現地22日に行われる準々決勝で、同2位の王曼昱(中国)と対戦。記事では2018年に両者が相まみえ、王曼昱が勝利したことに触れつつ、「2人とも今の実力は2018年とは比べものにならない。今回、最後に笑うのはどちらだろう」と熱戦を期待していた。
(THE ANSWER編集部)
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