ダノンデサイル、英インターナショナルSは5着に敗れる…安田翔師「リラックスできなかった」 “世界最強”オンブズマンが優勝
海外競馬、英国のヨーク競馬場でG1・英インターナショナルS(芝2050メートル)が行われた。日本から参戦した昨年のダービー馬ダノンデサイル(牡4、安田翔)は5着に終わった。鞍上は戸崎圭太騎手。W.ビュイック騎手騎乗のオンブズマン(牡4、J.ゴスデン)が優勝した。勝ち時計は2分7秒90。

英インターナショナルS
海外競馬、英国のヨーク競馬場でG1・英インターナショナルS(芝2050メートル)が行われた。日本から参戦した昨年のダービー馬ダノンデサイル(牡4、安田翔)は5着に終わった。鞍上は戸崎圭太騎手。W.ビュイック騎手騎乗のオンブズマン(牡4、J.ゴスデン)が優勝した。勝ち時計は2分7秒90。
レースはラビット役のバーキャッスルが大逃げの形で進んだ。かかり気味のダノンデサイルは2番手に落ち着き、最後の900メートルを超える直線を迎えた。バーキャッスルが20馬身以上のリード。ダノンデサイルは仕掛けるも中々差が縮まらず、逆に3~4番手にいたオンブズマンは、鞍上ビュイックが促すとグングン加速。一気にバーキャッスルを捉え、3馬身半差をつけて完勝した。最後追い込んできたドラクロワ(牡3、A.オブライエン)が2着。3着は大逃げを打ったバーキャッスルだった。ダノンデサイルは直線伸びず、5着で入線した。
中継したグリーンチャンネルは安田翔伍調教師のインタビューを放送。「リラックスするところがなかった。ラビットを用意してきた陣営があり、そういうことも想定できたので、この結果を受け止めて今後に生かしていきたいと思います」と話した。
今年のプリンスオブウェールズSを制し、最新版のロンジンワールドベストレースホースランキングでは127のレーティングで世界1位タイのオンブズマン、エクリプスSでオンブズマンを差し切って優勝したドラクロワら欧州のトップホースが参戦してきた一戦。インターナショナルSを制覇すれば日本競馬史上初の快挙だった。これまでは2005年のゼンノロブロイの2着が最高だった。
ダノンデサイルは24年のG1日本ダービーを制し、25年のG1ドバイシーマクラシックでG1・2勝目を飾った。G2アメリカジョッキークラブカップ、G3京成杯など重賞は4勝している。父エピファネイア、母トップデサイル(母父コングラッツ)の血統。栗東・安田翔伍厩舎所属。馬主はダノックス。生産は社台ファーム。
(THE ANSWER編集部)
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