ベッツ苦悩告白「毎日、記者から質問される」 経験ない不振「いつもそのことばかり」 意識改善からパドレス戦V弾
米大リーグ・ドジャースは17日(日本時間18日)、本拠地でパドレスと対戦。5-4で勝利し、首位攻防戦の3連戦で3連勝を決めた。8回にムーキー・ベッツ内野手が貴重な勝ち越し弾。試合前には「今までこんな思いをしたことはなかった」と、不振に喘いでいた今季の苦悩を明かしていた。

ベッツが明かした不振当時の心境
米大リーグ・ドジャースは17日(日本時間18日)、本拠地でパドレスと対戦。5-4で勝利し、首位攻防戦の3連戦で3連勝を決めた。8回にムーキー・ベッツ内野手が貴重な勝ち越し弾。試合前には「今までこんな思いをしたことはなかった」と、不振に喘いでいた今季の苦悩を明かしていた。
本来の姿を取り戻した。4-4と同点に追いつかれた直後の8回裏。先頭で打席に立ったベッツは、スアレスから左翼席へ今季13号ソロを放った。会心の一打に観客も総立ち。ベンチの大谷翔平投手も打った直後に両手を上げるなど、パドレス戦3連勝を決める大きな一発となった。
6月の月間成績が打率.240、1本塁打。7月は.205、2本塁打と極度の打撃不振に陥っていたベッツ。パドレス戦前には、米ポッドキャスト番組「ベースボール・バー・B・キャスト」に出演した際の映像が公開され、「1年を振り返って、目標達成の道から程遠いと感じると、本当に落ち込んでしまうんだ」と不振に陥った時期の苦悩を明かした。
スポーツの世界は常に結果がつきまとう。ベッツは「毎日、あらゆる記者から質問される。いつもそのことばかりだ」と実情を吐露。「今までこんな思いをしたことはなかった。人生で一度も経験したことのないことを経験している。だから、どうすればこの状況から抜け出せるのかが分からない」と当時の心境を振り返った。
だが自身の成績ではなく、チームのことだけを考える意識の転換が大きな改善に繋がったという。「その日勝つことだけに集中していた。勝つために出来ることは何でもやった。毎日皆の勝利を助けることが出来れば、少なくとも夜は眠れたよ」とコメントしている。
(THE ANSWER編集部)
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