ド軍から首位奪取パドレス、躍進ささえる「2.05」「5.33」 積極的トレード奏効をデータが証明
米大リーグ・パドレスが、ナ・リーグ西地区でドジャースを抜き、現地時間14日時点で首位に浮上した。6週間前には、ワイルドカード争いをしていたがトレード期限を経てチームを改善。米記者が躍進の理由を分析した。

救援防御率と補強後の得点力で首位浮上
米大リーグ・パドレスが、ナ・リーグ西地区でドジャースを抜き、現地時間14日時点で首位に浮上した。6週間前には、ワイルドカード争いをしていたがトレード期限を経てチームを改善。米記者が躍進の理由を分析した。
米スポーツメディア「ジ・アスレチック」は「数字で見る:パドレスがナ・リーグ西地区争いでドジャースを追い抜いた方法」との見出しで記事を掲載。著者のデニス・リン記者は、7月上旬時点で米データサイト「ファングラフス」によるポストシーズン進出確率が40%強、地区優勝の可能性はわずか1%未満だったと紹介。パドレスの快進撃を支える2つの数字「2.05」と「5.33」に注目している。
まず挙げたのは、過去6週間の救援陣の防御率「2.05」だ。リン記者は「この6週間で、サンディエゴのブルペン以上の防御率を誇るチームは存在しない」と紹介。一方のドジャースは「昨年10月以降、リーグ最多の負荷をになってきた」としつつ、4.22で20位に沈んでいると指摘した。
パドレスの7月3日以降の防御率は圧倒で、ジェレマイア・エストラーダは「0.51」、ルーキーのデビッド・モーガンは「1.20」と安定感抜群だ。ベテランのワンディ・ペラルタ投手も「2.12」と高水準を維持。さらに、アスレチックスからメイソン・ミラーを補強したことで、ロベルト・スアレスらハイレバレッジリリーバーが互いに負担を分散しながらフル稼働できていると紹介した。
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