メンバーは主力でガチ勝負　選手たちの本音「ライバルになるのは…」

　7月下旬に広島で行われた陸上インターハイを取材した際に選手に話を聞くと、毎年主力メンバーを選び、“ガチ”で参戦しているという。今年は9月に控えており、池田歩叶（3年）は「陸上部なので負けられない。基本、東福岡はラグビー、サッカー、バレーなどが熱いので、陸上部が唯一目立てる場所（笑）。走りたいです」とお茶目にジョークも交えながら気合満々だ。

　2023年の大接戦でバズったものの、基本は毎年のように陸上部が優勝しているという。昨年出場した家入俊太（3年）は「ライバルになるのはラグビー部、サッカー部あたり。あの年の次からテレビ局が来てくれるようになったのでうれしい。いつも通り走ったら（優勝は）大丈夫です」と自信満々。ちなみに今年から共学となったため、黄色い声援も陸上部のモチベーションになるかもしれない。

　なお、今年のインターハイは3連覇を達成した2023年以来となる日本一を逃したものの、1600メートルリレーで堂々の4位入賞。年々注目が高まる日本一有名な体育祭、今年も部活対抗リレーの王者は譲るつもりはない。