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大谷が勝ち越し弾も…ロバーツ監督は淡々「自らを苦しめている」 9回崩れたベシアは「分からない」

米大リーグ・ドジャースは12日(日本時間13日)、敵地でエンゼルス戦で、延長10回に6-7のサヨナラ負けを喫した。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「自らを苦しめている場面がある」と語った。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

敵地エンゼルス戦

 米大リーグ・ドジャースは12日(日本時間13日)、敵地でエンゼルス戦で、延長10回に6-7のサヨナラ負けを喫した。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「自らを苦しめている場面がある」と語った。

 5-5で迎えた9回無死。先頭の大谷翔平が右翼席への43号ソロを放って勝ち越し。打球速度114.8マイル(約184.8キロ)、飛距離404フィート(約123メートル)の一発に、大谷は右手を上げてガッツポーズ、ドジャースベンチに向かって吠えた。しかしその裏、ベシアが同点に追いつかれると、延長10回無死一、三塁でカスパリウスがサヨナラ打を許し3連敗となった。

 米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の試合後番組は、ロバーツ監督の囲み取材を中継。「もっと良い野球をしなければいけない。併殺打も三重殺もあった。自らを苦しめている場面がある」と話した。「エンリケスが良かったり、エメットが5回まで投げたりと、良い部分もあった」とポジティブな部分を強調するも、「チーム全体として改善していかなければいけない。順位表を見れば、もっと良い野球をして勝つ術を見つけないと」と語った。

 同点に追いつかれたベシアについては「なぜ制球が定まらなかったのか分からない。ここ数登板は、これまで見せてくれていた投球ではない。だから原因を探らないといけない」と予期せぬ不調を嘆き、「彼が不安定なことは驚きだけど、我々はこれを乗り越えるよ」と前を向いた。

 この日、1ゲーム差で2位だったパドレスが勝利し、68勝52敗で首位に並んだ。ドジャースは7月3日(同4日)時点でパドレスとの差は9ゲームあったが、4日(同5日)のアストロズ戦から7連敗。ゲーム差は徐々に縮まっていった。4日以降は12勝20敗。一方、パドレスはこの期間、22勝12敗と好調だった。

(THE ANSWER編集部)

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