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エンゼルス番記者、大谷42号で皮肉「予定調和だ」 HR打っても勝てないあの頃を想起「ただふさわしい」

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地エンゼルス戦に「1番・DH」で先発出場。3試合連発となる今季42号ソロを放った。チームは4-7で敗れたが、古巣のファンの前で豪快な一発。エンゼルスの番記者は、今もポストシーズンへの道が見えないチームを皮肉るような反応もしていた。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

エンゼルス戦に「1番・DH」で先発

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地エンゼルス戦に「1番・DH」で先発出場。3試合連発となる今季42号ソロを放った。チームは4-7で敗れたが、古巣のファンの前で豪快な一発。エンゼルスの番記者は、今もポストシーズンへの道が見えないチームを皮肉るような反応もしていた。

 7点ビハインドで迎えた8回の第4打席。アンダーソンが投じたひざ元の変化球を右翼席へ豪快にかっ飛ばした。打った瞬間の豪快な42号アーチ。エンゼルスタジアムで大谷が放った100本目のホームランになった。チームは敗れたが、打球速度100マイル(約160.9キロ)、飛距離389フィート(約118.6メートル)の一発でエンゼルスタジアムを沸かせた。

 エンゼルスは今年もア・リーグ西地区4位に沈んでいる。23年まで在籍していた大谷がMVPを獲得する大活躍を見せても、ポストシーズンとは縁遠かった。こうした背景もあり、当時から知る米国のエンゼルス番記者は皮肉を込めてXに投稿した。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者は「ショウヘイ・オオタニがエンゼルスタジアムでホームランを打ち、彼のチームは1-7で負けている。全く予定調和だ」と投稿。大谷がエンゼルスに在籍していた時の孤軍奮闘と同じような光景が広がっていると伝えた。

 AP通信のエンゼルス番グレッグ・ビーチャム記者のXでも「ショウヘイ・オオタニが8回に42号ホーマーをかっ飛ばした。3試合連発。ドジャースの点差を1-7に縮めた。ショウヘイがビッグAに戻ってきて“タングステン・アーム”な試合をするのはただただふさわしい」と投稿した。

 エンゼルス時代、日本では大谷が活躍してもチームが勝てない状態を“なおエ”(なおエンゼルスは敗れた)と表現するネットスラングが流行ったが、「タングステン・アーム」とはこの米国版と言える表現。久々の状況を目撃したエンゼルスの番記者は、どこか懐かしい気分になったのかもしれない。

(THE ANSWER編集部)


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