31回目出場の県岐阜商、白い帽子で甲子園に登場

　現在甲子園で開催中の第107回全国高校野球選手権では、酷暑対策として帽子を白くする学校が相次いでいる。11日の第1試合に登場した出場31回目の伝統校の変貌に、ファンから「白ですね！」「やっぱり違和感」と驚きの言葉が並んだ。

　大胆な変更を行ったのは、3年ぶり出場の県岐阜商（岐阜）だ。夏の甲子園には出場31回、優勝1回、準優勝3回を誇る伝統校。普段は胸のマークと合わせた青色の帽子を被るが、甲子園では暑さ対策から白い帽子に変更している。

　テレビや配信の中継でも紹介され、X上には驚くファンの言葉が並んだ。

「県岐商の帽子って白だったっけ」
「県岐阜商も帽子が白に！」
「県岐阜商 ヘルメットは白ですが、帽子も白ですね！」
「黒い服と白い服では10℃以上違うそうだもんな」
「県岐阜商のユニフォームが帽子まで真っ白でやっぱり違和感しかない」

　県岐阜商は今年で創立100周年。今大会では他にも、この日の第2試合に登場する北海（南北海道）が暑さ対策のため帽子を白に変更している。伝統校の柔軟な姿勢に「北海と共に県立岐阜商も帽子の色が白」と注目する声もあった。