錦織、ウィンブルドンは13番人気 地元オッズで若手ランカーよりも“辛口評価”
「BIG4」が上位独占、5位以降の面々は?
倍率で3番手につけるのは、全仏オープンを制したラファエル・ナダル(スペイン)で5.5倍。昨年の全仏オープン優勝以来、グランドスラム制覇から遠ざかっているノバク・ジョコビッチ(セルビア)が7.5倍と続き、上位を形成している。
一方で、フェデラー、マレー、ナダル、ジョコビッチという「BIG4」以外の選手のオッズは、一気に倍以上へと跳ね上がる。
世界ランキング7位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)が15倍で5番手、錦織は67倍で13番手だ。現時点で錦織に対するブックメーカーの評価は辛く、弱冠20歳のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)や、22歳のニック・キリオス(オーストラリア)ら若手よりもオッズが高くなっている。
錦織はゲリー・ウェバー・オープンで、左臀部の故障により3年連続で途中棄権。世界ランキング9位と考えれば、優勝オッズで13番人気は低いようにも感じられるが、“下馬評”を覆すような活躍を見せられるのか。悲願のメジャー制覇の行方から目が離せない。