「大谷は投げるべきではない」の声に一喝 米分析家「私のところへ来い」「常識外れなんだ」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)のカージナルス戦で、投手復帰後8試合目の先発マウンドに上がり、4回8奪三振、1失点の好投を披露。米国の投球分析家は「投手・大谷」を望まない声を一蹴した。

カージナルス戦で4回1失点の好投
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)のカージナルス戦で、投手復帰後8試合目の先発マウンドに上がり、4回8奪三振、1失点の好投を披露。米国の投球分析家は「投手・大谷」を望まない声を一蹴した。
カージナルス戦の大谷は上々の内容だった。復帰後、最長となる4回を投げて8奪三振。3回表にセーフティーバントで不運な形で先制点を許したが、それ以外は危なげないピッチング。100マイル(約160.9キロ)を超える真っすぐも連発した。
米野球専門ポッドキャスト番組「ファウルテリトリー」は日本時間9日、公式Xに「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる、米国の投球分析家ロブ・フリードマン氏のインタビュー動画を公開。同氏は「彼(大谷)の持っているものは、ただただ常識から外れているんだ。彼が投げるべきではないと思う人は私のところに来い。彼が野球界で最もえげつない投手の一人ではない? みんな彼がどれだけ優れた投手なのかを忘れていると思う」と熱く語った。
「ただの純粋なスライダーもすごい落差で、驚かされ続ているんだ。なぜなら私は、それが彼の優れた球の一つだとは思っていなかった。ただそれは頭の中だけの話だった。彼は前の試合、それ(スライダー)で圧倒した」とした同氏。「彼がWBCで日本代表チームを締めくくったように、ドジャースのワールドシリーズを締めくくったら、野球界は崩壊するのではないかという奇妙な予測をしてしまった。もし彼が成し遂げたら、どうする? 頭を下げるしかない」と続けた。
カージナルス戦での大谷は投手として好投するだけでなく、39号を放ってメジャー通算1000安打に到達。二刀流の輝きを見せつけていた。
(THE ANSWER編集部)
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