イチロー、弓子夫人に用意した“愛情のひと時”に米賛辞 スタンドで目撃され「もっと食べてくれ」の声
日本人として初の米野球殿堂入りしたイチロー氏(現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が9日(日本時間10日)、現役時代に背負った背番号「51」の永久欠番セレモニーに臨んだ。この中で口にした“公約”を、直後に行われたレイズ戦で早速実行に移す姿に、米国のファンが「本当のゴールのよう」と賛辞を寄せている。

「一緒に食べるのが待ちきれない」ホットドッグを手にスタンドへ
日本人として初の米野球殿堂入りしたイチロー氏(現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が9日(日本時間10日)、現役時代に背負った背番号「51」の永久欠番セレモニーに臨んだ。この中で口にした“公約”を、直後に行われたレイズ戦で早速実行に移す姿に、米国のファンが「本当のゴールのよう」と賛辞を寄せている。
マリナーズの本拠地、Tモバイルパークで行われたセレモニーに、紺色のスーツで登場したイチロー氏は英語スピーチの中で「そして私の妻、弓子へ。今日の試合でまた彼女と一緒にホットドッグを食べるのが待ちきれません」と口にして大歓声を浴びた。
その後試合中には、スタンドに弓子夫人とともにホットドッグを手にする姿が。マリナーズの公式Xが2人の様子を動画で公開すると、米国のファンから賛辞が次々に並んだ。
「ユミコがいなかったら、イチローは今の立場にはいなかっただろう」
「イチローは奥さんに、ホットドッグはサッポロビールによく合うって話しているんだ」
「おいしいホットドッグに勝るものはないよな」
「おお、もっとホットドッグ食べてくれ」
「本当のゴールのようね」
「イチローは愛情表現方法を分かってる。そう、食べ物とともに愛情をね」
先月27日(同28日)、ニューヨーク州クーパーズタウンでの表彰式典で、イチロー氏はスピーチの中で引退後の仲睦まじいエピソードも回顧。選手時代には出来なかった「デートナイト」として、マリナーズ戦を客席で楽しんだと明かし「アメリカ流にホットドッグも食べました」「野球がくれた経験の中で最も特別なものでした」と話していた。この日のレイズ戦で、この光景を再び生み出した。
イチロー氏は2001年にマリナーズ入り。いきなり242安打、打率.350の2冠で新人王、MVPに輝き、走攻守揃ったプレースタイルで米国のファンを魅了した。ヤンキース、マーリンズを経て2018年にマリナーズに復帰し、2019年の日本開幕戦をもって現役引退。2004年のシーズン262安打をはじめ、7度の最多安打、2度の首位打者は全てマリナーズ時代に獲得したものだ。
(THE ANSWER編集部)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)











