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伊藤美誠、中国選手に逆転負けで2回戦敗退 取材で明かした後悔「相手に余裕を持たせてしまった」

卓球のシングルスNo.1を決める国際大会「WTTチャンピオンズ横浜」は9日、横浜BUNTAIで女子シングルス2回戦を行い、世界ランク8位の伊藤美誠が(スターツ)が同15位の石洵瑶(中国)に2-3(11-6、3-11、7-11、11-8、10-12)で敗れた。試合後、報道陣に対し「相手に余裕を持たせてしまった」と語った。

WTTチャンピオンズ横浜に出場した伊藤美誠【写真:WTT提供】
WTTチャンピオンズ横浜に出場した伊藤美誠【写真:WTT提供】

WTTチャンピオンズ横浜

 卓球のシングルスNo.1を決める国際大会「WTTチャンピオンズ横浜」は9日、横浜BUNTAIで女子シングルス2回戦を行い、世界ランク8位の伊藤美誠が(スターツ)が同15位の石洵瑶(中国)に2-3(11-6、3-11、7-11、11-8、10-12)で敗れた。試合後、報道陣に対し「相手に余裕を持たせてしまった」と語った。

 伊藤は第1ゲームを先取するも、2ゲームを奪われる苦しい展開。それでも第4ゲームを取り返して迎えた最終第5ゲームでは、デュースにもつれる大熱戦の末に敗れた。

 試合後、報道陣の取材に応えた伊藤は、「今日の試合は私的には内容があまり良くない試合でした。フルセットまでもつれ、我慢できた点は自分の中で成長した点だと思いますが、勝ちきれなかったところは自分の反省点です」と分析した。

 流れをつかみきれなかった。伊藤は、「自分がミスをし始めたり、スマッシュやバックの確率がどんどん少なくなったりして、逆に相手に余裕を持たせてしまいました。余裕を持たせたくないとは思っていましたが、自分が入らなかったりミスが多くなったりしたことで、自然と相手に余裕を持ってプレーさせてしまった点に関して、そこまで作ってしまったところが自分の中での反省点です」と自らのミスを悔やんだ。

 日本での開催、土曜日の会場には多くのファンが駆けつけた。「日本の皆さんの声援はすごく大きかったと思います。しかし自分の中では、逆に気にしないように、耳に入るからこそ応援は感じつつも興奮せず、落ち着いてプレーするように心がけていました」とサポートに感謝した伊藤。「日本の方の声援があったからこそ挽回できたと思います。それでも最後に勝ち切るところは自分の実力なので、強さも大事ですが、工夫や、相手をそこまで追い詰めて仕留めるということが、今回とても大事だと感じました」と前を向いた。

(THE ANSWER編集部)


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