1985年以来40年ぶり、生え抜き打者の30号

　阪神の佐藤輝明外野手が見せた“天井スレスレ弾”にファンの驚きの声が止まらない。今季両リーグ最速の30号に「ヤバすぎでしょ」「ホンマ神」「打った瞬間わかると」とコメントが並んだ。

　佐藤は8日、京セラドームで行われたヤクルト戦に「4番・三塁」で先発。4回2死無走者で打席に立つと、ヤクルト高梨の5球目、真ん中へのフォークを捉えた。軽いスイングから高々と舞い上がった打球は右翼席へ。佐藤はスイングの余韻を楽しむかのように打球を見送ると、ゆっくりと一塁へ“確信歩き”を見せた。

　この場面を、中継した「DAZN」公式Xが「圧巻の破壊力　天井をかすめるその弾道は　まさにアーチスト」と題して動画で公開すると、ファンからは驚きのコメントが次々に並んだ。

「ついに30本の壁打ち破ったね」
「ヤバすぎでしょ」
「ほんま神！」
「フォロースルーかっこよす」
「30本の余韻に浸りまくり」
「打った瞬間わかるホームランやった」

　生え抜きの日本人打者が30本を記録するのが日本一になった1985年の掛布、岡田以来40年ぶりということもあり「掛布以来、生え抜きの本物の4番打者が生まれるのに40年かかった。佐藤輝明生まれてきてくれてありがとう」という声もあった。