「日本で悪い思いをしたことはないよ」 来日は10回ほど、エジプト選手が納豆好きになったきっかけ「隣の家族に…」
卓球のシングルスNo.1を決める国際大会「WTTチャンピオンズ横浜」が7日、横浜BUNTAIで開幕した。世界から集まったトップ選手に今回プレーする日本の印象や魅力を聞いた。今回は男子のオマール・アサール(エジプト)。

WTTチャンピオンズ横浜で聞いた「卓球トップ選手が見た日本」
卓球のシングルスNo.1を決める国際大会「WTTチャンピオンズ横浜」が7日、横浜BUNTAIで開幕した。世界から集まったトップ選手に今回プレーする日本の印象や魅力を聞いた。今回は男子のオマール・アサール(エジプト)。
トップ10の壁は高かった。世界ランク33位のアサールは、同9位の向鵬(中国)に1-3で敗れて初戦敗退となった。「まあまあだったかな。もっと良いプレーが出来たと思うよ」と26分33秒の試合を振り返った。
熱心な卓球ファンが横浜に足を運んでいる。「日本でプレーすることはいつも素晴らしいことだ。どこでも卓球ファンが駆け付けてくれる。以前、世界選手権でヨコハマに来たことがあって、たくさんの人が観に来てくれることが分かっていたから、ヨコハマでプレー出来て嬉しいよ」と笑った。
来日回数は10回ほど。「人々はとてもフレンドリーで食べ物は美味しい。休暇があるときはいつも日本のことばかり考えているよ」と言う34歳は、好きな日本食を教えてくれた。
「ラーメンが大好きなんだ。ほとんどなんでも食べるよ、ナットウもそうだ」。納豆にも苦手意識が一切ない。驚くこちらを尻目に「実はレストランに行った時、隣に座っていた家族に勧められたんだ。それがナットウだった。美味しかったよ。新しい食べ物を試すのが好きなんだ。オヤコドンも好きだよ」と話した。
日本では常にハッピーな時間を過ごしているという。
「良い驚きはあっても悪い驚きはないね。今のところ日本で悪い思いをしたことはないよ。ちょっと前には部屋もベッドも小さいなと思ったけど、今は快適さ」
初戦敗退に終わったが、「もし時間があればヨコハマをいろいろ見て回りたい。散歩したり、日本のコーヒーが飲みたいね」と束の間の休息に思いをはせていた。
(THE ANSWER編集部)
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