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気づかない大谷に2度送ったヌートバーの「敬意」 タイミング見計らい…米放送局「良い関係だ」

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地カージナルス戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。投手としては4回2安打8奪三振1失点の快投、打者としては3回に一時逆転となる39号2ランを放つなど3打数1安打2打点だったが、チームは3-5で敗れた。2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で同僚だったラーズ・ヌートバー外野手との対決では、お互いの敬意に米放送局も注目していた。

大谷翔平とラーズ・ヌートバー(右)【写真:AP/アフロ】
大谷翔平とラーズ・ヌートバー(右)【写真:AP/アフロ】

盟友同士の対決で注目

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地カージナルス戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。投手としては4回2安打8奪三振1失点の快投、打者としては3回に一時逆転となる39号2ランを放つなど3打数1安打2打点だったが、チームは3-5で敗れた。2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で同僚だったラーズ・ヌートバー外野手との対決では、お互いの敬意に米放送局も注目していた。

 2回先頭、第1打席に立ったヌートバーは18.44メートル先のマウンド上の大谷へ向け、ヘルメットに手を当てて敬意を示した。しかし、タイミングが合わず大谷が別の方向を見ていたため、ヌートバーは再び同様の仕草で挨拶。今度は大谷も気づき、軽く会釈をして敬意を返していた。

 米ミズーリ州放送局「ファンデュエル・スポーツネットワーク・ミッドウェスト」の中継で、実況を務めたチップ・キャレイ氏は、このヌートバーの行動に触れ「彼らは良い関係を築いています。でも、このレベルで競い合うとなると、緊張感も高まります。ヌートバーが敬意を表して帽子に手をかけ、ショウヘイがグラブで軽く敬意を表したのを見ましたね。でも、今はお互いに競い合うことが大事です」と真剣勝負の中でのワンシーンに注目していた。

 中継では、わざわざ2画面表示でヌートバーと大谷の仕草を伝えていた。お互いのスポーツマンシップが現れた場面だった。

(THE ANSWER編集部)

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