日本バレーボール協会がYouTubeチャンネル更新

　バレーボール・ネーションズリーグ（VNL）の女子で2大会連続メダルを目指した日本は、3位決定戦でポーランドに敗れて4位となった。日本バレーボール協会は公式YouTubeチャンネルで決勝ラウンドの密着動画を公開。悔し涙を流す佐藤淑乃に、ファンはもらい泣きした。

　日本バレーボール協会は5日、公式YouTubeチャンネルに「【ALLFOR】メダル獲得をかけた戦い、VNLファイナルラウンドに密着｜バレーボール女子日本代表ドキュメンタリーVol.8」と題する動画を投稿。7月下旬にポーランドで行われた、VNL決勝ラウンドの裏側を公開した。

　昨年のVNLは銀メダル。2大会連続表彰台を目指した女子日本代表は、決勝ラウンド初戦の準々決勝でトルコを3-2で下したものの、準決勝はブラジルに2-3で敗れた。

　銅メダルを懸けた3位決定戦は開催国ポーランドと激突。1-3で敗れると、目を真っ赤にした佐藤はコートに座り込んで頭からタオルをかぶった。

　VNLで活躍した次世代エースの悔し涙に、ファンももらい泣き。「淑乃ちゃんが泣いてるの初めて見た　あれは悔しかったよね……」「よしのー泣かないで　頑張ったよ」「佐藤淑乃ちゃん、誰よりも悔しがってて一生懸命努力してきたのが分かる」などのコメントが寄せられた。

　失意の23歳に寄り添ったのは、チーム最年長33歳の島村春世だった。優しく佐藤の頭をなで、隣に座る姿には「ジョンさん（島村の愛称）やさしい、淑乃さん悔しかったよね」との声もあった。

　8月にはタイで行われる世界選手権に臨む。アクバシュ監督はポーランド戦後のミーティングで「しっかりと良い形で、また1つのチームとなって練習に取り組んでいきましょう」と話していた。