本拠地カージナルス戦

　米大リーグ、ドジャースは4日（日本時間5日）、本拠地でカージナルスと対戦し、2-3で敗れた。大不振のムーキー・ベッツ内野手はこの日も4打数無安打で、ここ5試合で20打数無安打となった。

　最近4試合16打数無安打という大不振でカージナルス戦を迎えたベッツは、この日も4打数無安打に終わった。完全に負のスパイラルに陥っている状態だ。

　打席ごとにドジャースファンが大声援を送る中、第1打席は右飛、第2打席は遊ゴロに倒れた。

　2死走者なしで巡ってきた6回の第3打席。「レッツゴー、ムーキー！」コールの直後、2-2から外角低めのボールを自信を持って見逃した。だが、まさかのストライク。ファンも大ブーイングの疑惑判定だった。米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況席も「足首（の高さ）だぞ！」「ボールだ」と不満げだった。

　不運はさらに続く。9回無死一塁の第4打席。右翼線に落ちて久々のヒットになるかと思われた打球だったが、カージナルス・ヌートバーがスーパーキャッチを披露した。「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況席も「なんてキャッチだ！」「驚くべきです！」と脱帽するほどだった。

　運にも見放された32歳。復調のきっかけを早くつかみたい。