不振ベッツの打席中、ド軍ファンが取った行動に米実況席も注目「味方だよと…」 蘇る2年前の記憶
米大リーグ、ドジャースは4日(日本時間5日)、本拠地でカージナルスと対戦した。極度の不振に苦しむムーキー・ベッツ内野手に対し、スタンディングオベーションで声援を送るファンも。米実況席も観客の行動に注目した。

本拠地カージナルス戦
米大リーグ、ドジャースは4日(日本時間5日)、本拠地でカージナルスと対戦した。極度の不振に苦しむムーキー・ベッツ内野手に対し、スタンディングオベーションで声援を送るファンも。米実況席も観客の行動に注目した。
最近4試合16打数無安打という厳しい状況でカージナルス戦を迎えたベッツ。初回の第1打席に入る前に、ファンはスタンディングオベーションで大声援を送り、悩める32歳を鼓舞した。
米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」で実況を務めるスティーブン・ネルソン氏は、「さあ、ムーキー・ベッツです。昨晩からソーシャルメディアを追っていた人なら知っているでしょうが、ドジャースファンはスーパースターのムーキー・ベッツのために団結して行動しようとしていました」と説明した。
ファンの熱いサポートによる復活劇で有名なのは23年、フィリーズのトレイ・ターナー内野手だ。ちょうど2年前、大不振で迎えた現地8月4日のホームゲーム。1人のファンの呼びかけから実現したスタンディングオベーションを受けると復調し、成績を上げた。
このことを踏まえ、解説のオーレル・ハーシュハイザー氏は「トレイ・ターナーが移籍した年に酷いスランプに陥っていた時、フィラデルフィアでこのようなことを見たことがあります。ムーキーは移籍直後ではありませんが、ファンたちは『我々はあなたの味方だよ』と伝えようとしています」とコメントした。
ネルソン氏も「フィリーズファンがターナーにそれをしたのはちょうど2年前、2023年8月4日のことでした。ドジャースファンもここLAで彼らなりの演出をしようとしています」と話していた。
(THE ANSWER編集部)
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