全英女子オープン最終日

　女子ゴルフの海外メジャー今季最終戦、AIG全英女子オープンが現地3日、ウェールズのロイヤル・ポースコールGC（6580ヤード、パー72）で開催された。単独首位で出た山下美夢有（みゆう、花王）が3バーディー、1ボギーの70で回り、通算11アンダーで優勝。2019年の渋野日向子（サントリー）以来、日本勢2人目の全英女王となった。最終18番のグリーン脇で、歓喜の瞬間を待っていた日本勢はシャンパンを浴びせかけ、手荒い祝福を見せた。

　ウィニングパットを待っていたのは古江彩佳、西郷真央、竹田麗央、岩井明愛、千怜ら日本の選手たち。自分事のように楽しそうな表情だ。古江と竹田はシャンパンシャワーのやり方を教わると、少しソワソワした様子。優勝が決まると古江を先頭に歩き出し、歓喜のシャワーを浴びせた。びしょ濡れになり、シャンパンを手に取った山下はグリーン上でラッパ飲み。微笑ましい光景が広がっていてた。

　全英オープン日本語版公式Xが「AIG（全英）女子オープンの裏側、最終日バージョン」と題して動画を公開。ファンからは「古江さんシャンパンシャワーめっちゃ上手くできてた」「古江、西郷、岩井ツインズが待機して祝福」「山下美優有プロ優勝スピーチの前かな？　シャンパン頂いてましたね」「個人的にシャンパンリーダーの勝みなみちゃんがお祝いに間に合わなかったのが残念」「シャンパンのラッパ飲みカッコよかった（笑）」などと反響が集まっていた。